太平洋横断機:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
太平洋横断機
太平洋横断機
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太平洋横断機

1936年公開
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パン・アメリカン空輸会社とタイ・アップした太平洋定期航空の宣伝映画で「無限の青空」と同じくフランク・ウィードが原作脚色し、「ブラウンの怪投手」「運ちゃん武勇伝」のレイモンド・エンライトが監督にあたり、「無限の青空」のアーサー・エディソンが撮影したもの。主なる出演者は「無限の青空」「支那ランプの石油」のパット・オブライエンを初め、「ダム地獄」「海行かば(1935)」のロス・アレクサンダー、新人ヒヴァリー・ロバーツ、「化石の森」「弾丸か投票か」のハンフリー・ボガート、「コリーン」のマリー・ウィルソン、「特高警察」のジョセフ・クレハン、「無限の青空」のアディスン・リチャーヅ、「ダンテの地獄編」のヘンリー・B・ウォルソール等の面々である。

ストーリー

飛行機製作会社のセールスマン、デーヴ・ローガンはリンドハーグの大西洋横断大飛行によって将来飛行熱が煽られることを見込み、会社を辞めて大西洋横断空輸会社の設立に乗り出す。やがて彼は大戦当時の後輩飛行士トム・コリンス及び飛行機設計技師ダッド・プランを共営者として、費府に本社を置く費府、華府間の小空輸会社を経営する。しかし間もなく営業不振のため、金主のB・C・ヒルは会社を閉鎖する。その晩、名残の晩餐を共にしたデーヴ、トム及びダッドは相談して大西洋横断機の設計をダッドにさせることにする。そして一方彼らはマイアミ、ハヴァナ間でその試験飛行を計画する。その結果が良好だったので彼らは会社を設立し、大西洋横断空輸の実現も画策し、昔の戦友ハップ・スチュアートも仲間に加へる。デーヴは仕事の忙しさに紛れて妻ジーンを顧みる暇もない。そして気短になったデーヴはハップと喧嘩して彼をクビにする。一方彼はダッドを督励して昼夜兼行で大型旅客機の製作を急がせる。やっと機が完成すると、金主を見つけるのにデーヴは苦労した揚げ句、ようやく金を調達する。しかしその処女飛行は一定の時日までに決行しないと中国における着陸許可を取り消されるので、悪天候を衝いて決行しなければならぬ。そしてデーヴと仲直りしたハップがその最初の操縦者に選ばれる。ハップは種々危険を回避した後、首尾よく中国に到着する。しかしその吉報を待たずタッドは心臓麻痺で死亡する。デーヴとジーンは静かにダッドの暝目を祈るのであった。2人は有名になった彼らの大型旅客機で第2の蜜月旅行をすることにする。

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作品データ

原題
China Clipper
製作年
1936年
製作国
アメリカ
配給
ワーナー
初公開日
1936年
製作会社
ファースト・ナショナル映画


[c]キネマ旬報社