さいはてにて やさしい香りと待ちながら|MOVIE WALKER PRESS
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さいはてにて やさしい香りと待ちながら

さいはてにて やさしい香りと待ちながら

2015年2月28日公開,118分
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能登を舞台に心に傷を抱えた2人の女性の出会いと再生を描く、永作博美&佐々木希主演の人間ドラマ。一杯のコーヒーがつなぐ心温まるドラマを手がけたのは、ホウ・シャオシェンの弟子で世界中で高い評価を受けている台湾人の女性監督チアン・ショウチョン。

予告編・関連動画

さいはてにて やさしい香りと待ちながら

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

東京で焙煎珈琲屋を営んでいた岬は、幼い頃に生き別れになった父親を捜すため、故郷の能登に戻り、店を開くことに。そこで隣人となったシングルマザーのキャバクラ嬢・絵里子と出会い、彼女とその子供たちとの交流を通して、岬はひとりで頑張らなくてもいいのだと気付いていく。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2014年
製作国
日本
配給
東映
上映時間
118分

[c]2014「さいはてにて」製作委員会 [c]キネマ旬報社

  • 藤光
    藤光
    5.0
    2020/9/11

    台湾の監督が能登を舞台にした日本映画を撮って何が悪い。いつまで下らない自国主義に囚われているのか。姜秀瓊は、かつてアジアの傑作「牯嶺街少年殺人事件」で助演女優賞にノミネートされた俳優。楊德昌(エドワード・ヤン)、侯孝賢(ホウ・シャオシェン)のもとで演出を学び、実力を付けた。この作品は日本映画の傑作である。画面から風が吹いてくる。海の香りがする。そしてコーヒーの仕事を通して登場人物たちの精神のみならず観客の心も整っていく。人間はいかに精神的な存在であるか認識させられる。映画を見る前と後で世界の見方が変わる。自然と人間の絡み合いが高い精神性を保ちながら描かれており、能登の美しさの本質をこのレベルで表現しえた監督が他にいただろうか?姜秀瓊によって初めて提示された世界である。永作は定評のある高い演技力を存分に発揮しているが、注目すべきは佐々木希である。姜秀瓊の演出によって、かくも存在感のある人物が造形された。佐々木はこの作品で女優開眼したと思われる。彼女の演技についても昔の彼女の演技をベースに紋切り型の評価しかしようとしない者がいるが、何にも分かっちゃいない。この作品の前と後とでは佐々木は違う女優になったのだ。本格女優に対して、失礼千万だと言っておこう。

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  • 門倉カド(映画コーディネーター)
    門倉カド(映画コーディネーター)
    2.0
    2015/3/18

    【賛否両論チェック】
    賛:父を待ち続ける心優しい主人公と、彼女に影響を受け家族の絆を取り戻していく親子の姿が心に残る。
    否:雰囲気は想像以上に暗く、女性に乱暴をするシーンもあるので、家族やデートでの鑑賞は不向きか。

     帰らぬ父を待ち続け、1人珈琲を淹れ続ける主人公の姿は、健気でもあり、どこか淋しげでもあります。そして、そんな主人公に感化されていくように、少しずつ家族の絆を取り戻していく絵里子達の様子も、また印象的です。最初はギスギスしていた彼女達の食卓が、後半では家族らしく笑いの絶えない食卓に変わっているのが、とってもステキです。
     ただ、作品全体の雰囲気は案外暗く、もっと心温まるストーリーを想像していた人も多いかも知れません。乱暴するシーンもあるので、家族やデートには不向きかと。1人でしみじみしたい時にオススメの作品です。

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  • ミチさん
    ミチさん
    4.0
    2015/3/3

    永作博美は、当然いくつも観ているけど、不思議な力を持った女優さんです。決して美人ではないけど、何か全身で訴えかけるものがあります。こういう作品をもっともっと観たいですね。
    この作品は前作の『四十九日のレシピ』に似た展開で、傷ついたヒロインが故郷に戻って来て、みたいな話で、やや新鮮味に欠けるものの、アットホームな雰囲気が良いです。
    対する佐々木希は、『天使の恋』で、実質的にデビューしたものの、以降が続かず(なんて言うと怒られるかな)、この作品でもイヤな母親役を演じています。
    子役たちも最初はイヤな立ち回りで、どうなるんだとうと思っていましたが、次第に打ち解けてきて、みたいなところは予定調和的です。
    監督は台湾の女性監督だそうで、最初、エンドロールに通訳の名前が出て来て、何だろうと思いました。なぜわざわざ、台湾の女性監督が能登を舞台に撮っているのか、分かりませんが、全体に男性の影が薄いのは、そのせいかもしれません。
    それにしても、タイトルの「さいはて」からは、東北か北海道をイメージしますが、能登とは・・・。本州の真ん中やないけ、と思う人もいるかも。

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