30代、40代、50代、各世代の監督が、“父”をテーマに手掛けた3作品からなるオムニバス。出演は「フィギュアなあなた」の桜木梨奈、「情事」の尾関伸嗣、「花田少年史」の花ヶ前浩一。各エピソードの監督は、これがデビュー作となる市原直、「HIRAKATA」の杉山嘉一、「I am 日本人」の月野木隆。2013年6月12日、岐阜県土岐市駄知町にて先行上映。2013年6月29日より、岐阜県・岐阜CINEXにて先行上映。
ストーリー
<ヴァージンロード>ある日、結婚が決まり、戸籍を取りに行った吉本久美(桜木梨奈)。ところが、彼女が目にしたのは、そこに書かれた“養女”の文字だった……。今まで何も知らずに育った久美と、実の娘同然で育ててきた養父・芳和(松田ジロウ)。血の繋がりを持たない親子の交流を描いたヒューマンドラマ。<俺の屍を越えてゆけ>3歳で父親を亡くし、その愛情を知らずに成長した佐藤真一(尾関伸嗣)。ある日、結婚報告のために婚約者を伴って実家に帰省したところ、目の前に死んだはずの父・一朗太(水野直)が幽霊となって現れる。そして始まる男同士の意地を賭けた奇妙な親子喧嘩。果たして2人は分かり合えるのか。父が目の前に現れた本当の目的とは……?<手を伸ばせば>家族で製陶所を営む前田茂(花ヶ前浩一)は、細々と寡黙に家族のために頑張って、佐知(正木佐和)、一輝(檜尾健太)、信行(青柳尊哉)という3人の子どもを育ててきた。だがある日、その茂の目が突然見えなくなってしまう。その時、それぞれ事情を抱えた家族は一体どうするのか?長女の旦那を入れた6人のシビアな家族会議が始まる……。
スタッフ
監督、脚本
市原直
監督、脚本
杉山嘉一
監督、脚本
月野木隆
撮影
上原宏光
撮影
道川昭如
音楽
原口沙矢架
音楽
桃井聖司
編集
上野聡一
編集
日下部元孝
衣装
古舘謙介
ヘアメイク
石邑麻由
ヘアメイク
久乃
照明
慶野孝司
照明
荒井保
録音
松本昇和
録音
丸池嘉人
音響効果
柴崎憲治
助監督
中山権正
助監督
松本動
プロデューサー
美斉津明子
音楽プロデューサー
杉田寿宏
整音
矢野正人
整音
山縣良一
スチール
吉濱篤志
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 製作年
- 2013年
- 製作国
- 日本
- 配給
- アーク・フィルムズ
- 初公開日
- 2013年11月2日
- 上映時間
- 106分
- 製作会社
- アルファセレクション
[c]キネマ旬報社