神聖ローマ、運命の日 オスマン帝国の進撃:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
神聖ローマ、運命の日 オスマン帝国の進撃
神聖ローマ、運命の日 オスマン帝国の進撃
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神聖ローマ、運命の日 オスマン帝国の進撃

2014年4月19日公開、120分、歴史
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17世紀のヨーロッパを舞台に、イスラム教勢力のオスマン・トルコ軍がキリスト教勢力である神聖ローマ帝国支配下のウィーンを包囲した事件“第二次ウィーン包囲”を描いた歴史スペクタクル。出演は「アマデウス」のF・マーレイ・エイブラハム、「エッセンシャル・キリング」など映画監督として活躍するイエジー・スコリモフスキ。

ストーリー

17世紀後半、オスマン帝国はヨーロッパに勢力を拡大。大宰相カラ・ムスタファ(エンリコ・ロー・ヴェルソ)は、ウィーンからローマへと侵攻し、キリスト教の総本山サン・ピエトロ大聖堂に軍旗を掲げようと執念を燃やしていた。同じ頃、盲人の視力を回復させるなど、次々と奇跡を起こす修道士がヴェネチアにいるという噂を耳にする。その名はマルコ・ダヴィアーノ(F・マーレイ・エイブラハム)。ムスタファは、かつて“マルコ”という名の少年の命を助けたことを思い出す。そのマルコが暮らすヴェネチアは、トルコ人の侵略で商船が寄り付かず、不況にあえいでいた。怒った若者たちはトルコ人のアブールを襲撃するが、これをマルコが仲裁。アブールと同居する聾唖の娘レーナに、神のご加護を祈るのだった。やがて、ムスタファ率いるオスマン・トルコ軍が侵攻を開始。ウィーンを訪れたマルコは、神聖ローマ皇帝レオポルト1世(ピョートル・アダムチク)に、ポーランド王ヤン3世ソビェスキ(イエジー・スコリモフスキ)との軍事同盟を進言する。一度は拒まれたものの、マルコが病に侵された皇帝の妹を救ったことで、同盟は成立。だが、籠城の準備が進む中、30万の兵を擁するトルコ軍の圧倒的軍勢を目の当たりにしたマルコは愕然とする。味方は総勢5万足らず。4万の援軍を約束したポーランド王はまだ到着しない。トルコ軍に加わり、イスラム教への改宗を求めて城外で声を張り上げるアブール。その姿を無言で見つめるマルコと、アブールを追って来たレーナ。ついにトルコ軍が攻撃を開始。激戦の最中、ポーランド軍が到着する。その夜、ムスタファはマルコと対面。“昔、アッラーがお前の命を救ったのは、明日私がお前を殺すためだ”と告げる。これにマルコは、“神が私を生かしたのは、私があなたを救い、あなたの魂を助けるためだ”と静かに応じるのだった。こうして1683年9月11日、運命の日を迎える……。

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2014/3/6(木)更新

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作品データ

原題
11 SETTEMBRE 1683
映倫区分
G
製作年
2012年
製作国
イタリア=ポーランド
配給
アルシネテラン
初公開日
2014年4月19日
上映時間
120分
製作会社
Agresywna Banda=Martinelli Film Company International=Rai Cinema
ジャンル
歴史

[c]2012 Martinelli Film Company International srl - Agresywna Banda
[c]キネマ旬報社