パク・ヘイル
インモ
それぞれの事情で実家に戻った中年の三兄妹とワケありの母。けんかばかりのダメ家族が織り成す人間模様と、それでも切れない絆に笑って涙するハートウォーミングドラマ。原題は「高齢化家族」。監督は「力道山」「私たちの幸せな時間」「男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW」のソン・ヘソン。出演は「黒く濁る村」のパク・ヘイル、ドラマ『最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~』のコン・ヒョジン。「母なる証明」のユン・ジェムン。“カリテ・ファンタスティック! シネマコレクション2014”で上映。
前科持ちで独身、いまだに母親のすねをかじる44歳の長男ハンモ(ユン・ジェムン)。仕事にも結婚生活にも失敗し、絶望する売れない映画監督、40歳の次男インモ(パク・ヘイル)。男運が皆無、バツ2で思春期の娘を連れた末っ子ミヨン(コン・ヒョジン)。勝手な理由でどうしようもない三兄妹が母親(ユン・ヨジョン)が一人で暮らしていた実家に戻ってくる。お互いの状況を知った兄妹は、自分のことは棚に上げて喧嘩ばかり。そんなとき母親は決まって、「喧嘩しないでご飯を食べなさい」と、サムギョプサルを出してなだめるのだった。ある日、ミヨンの娘で中学生のミギョン(チン・ジヒ)が家出をする。兄妹は、原因はお前のせいだと、お互いを責めて言い争う。しかし、この事件をきっかけに、家族は思わぬ展開を迎え……。