めぐり逢わせのお弁当|MOVIE WALKER PRESS
MENU

めぐり逢わせのお弁当

2014年8月9日公開,105分
  • 上映館を探す

動画配信

評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

インドを舞台に、誤って配達されたお弁当をきっかけに、孤独や悩みを抱えた男女が交流を深めてゆく姿を描いたドラマ。インドのみならずヨーロッパ各国で大ヒットを記録した。出演は4ヶ月にも及ぶオーディションの末に選ばれた舞台出身のニムラト・カウル、「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」のイルファン・カーン。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

インドのムンバイ。お昼どきになると、弁当配達人“ダッバーワーラー”が慌ただしくオフィス街を巡り、お弁当を配って歩いている。主婦イラ(ニムラト・カウル)はある日、冷え切った夫の愛情を取り戻そうと、腕を振るって作った4段重ねのお弁当を、ダッバーワーラーに預ける。ところがそのお弁当は、なぜか見ず知らずの保険会社の会計係サージャン(イルファン・カーン)の元へ届けられてしまう。妻に先立たれて独り暮らしのサージャンは、故郷のナーシクヘ隠居しようと、早期退職を控えていた。近所の食堂に頼んでいる平凡な仕出し弁当が彼の昼食のはずだったが、その日はいつもと違ってとても美味しいものだった。やがて、夕方になると弁当箱が帰ってくる。中が空になったことを知ったイラは作戦成功と喜んだものの、帰宅した夫との会話から、弁当が誤って見知らぬ誰かに配達されていたことに気付く。だが、イラはその謎を解くため、そのまま翌日も弁当をダッバーワーラーに預ける。中にちょっとした手紙を添えて。それに気づいたサージャンも、食べ終わった弁当箱に短いメモを残すようになり、弁当箱を介して2人の交流が始まる。やがてイラは、夫との冷え切った毎日に対する不満を吐露するようになり、サージャンは淡々とそれを受け止める。サージャンも毎日、イラの弁当を待ちわびるようになり、孤独だった彼の心も少しずつ癒されてゆく。その一方でサージャンは、自分の後任として来たシャイク(ナワーズッディーン・シッディーキー)を邪険に扱っていたが、ある昼休み、シャイクにイラの弁当を勧めたことがきっかけとなり、2人の距離が一気に縮まって行く。一方、夫の浮気を疑って沈むイラは、国民総幸福量の高いブータンに一緒に行きたいと手紙で漏らすようになる。やがて求めに応じて名を明かしたサージャンに対してイラは、“私たちは逢うべきだわ”と告げるが……。

作品データ

原題
DABBA
映倫区分
G
製作年
2013年
製作国
インド=フランス=ドイツ
配給
ロングライド
上映時間
105分

[c]AKFPL, ARTE France Cinema, ASAP Films, Dar Motion Pictures, NFDC, Rohfilm-2013 [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    3.0
    2014/10/14

    とにかく、“ダッバーワーラー”たちが圧巻。
    非合理的なように見えるけど、あれでちゃんと市民権を得て機能し、社会に受け入れられ、ミスが無いって言うんだから、感心します。
    本来ミスが無い・・って前提が有ってこの話が成り立つんだろうし。
    間違えたままちゃんと届き続けるしね。

    日本で映像化したら昼メロになりそうなストーリーーなんだけど、このお弁当のシステムが凄く斬新で良いのよね。

    インド映画にしては珍しくヨーロッパ映画のようなラストの余韻の残し方だし。

    『ミリオンダラー・アーム』で言っていた通り、インドの子供たちは野球じゃ無くて、クリケットをしてるんだなぁ‥

    続きを読む + 閉じる -
    ネタバレあり
    違反報告
  • rikoriko2255

    ミチさん

    4.0
    2014/8/30

    友人に誘われて観ました。インド映画と言えば『踊るマハラジャ』のイメージだった私としては、引いていたのですが・・・。
    テイストとしては、中国/韓国の映画にノリに近いですね。特に2階の"おばさん"との会話はギャグに近くて、これって、韓国映画のノリです。
    主演のイルファン・カーンは『スラムドッグ$ミリオネア』にも出ていた名優で、退職間近のサラリーマンの悲哀を良く表しています。

    違反報告
  • rikoriko2255

    seapoint

    3.0
    2014/8/21

    夏にぴったり、インド料理♪香辛料をたくさん入れて、全て手作り。
    そもそも調味料は出来合なんて使わない。自然で体に良さそう。インド人でも、とても辛い物は無理ってことあるのだな(苦笑)。そして安い、手軽ってことで果物のみのLunchって現代です。

    お弁当集配システムがすごい。正確なの、ホントに?これ、お国柄正反対のシステムでしょう。FedexやDHLと同等なのか。これがなぜ、この国の郵便事情には反映されないのでしょう。不思議。

    文通で顔も知らない人へ自身の悩みを打ち明ける。会いたくなるのも当然だけど、サージャンはずるいなぁ。声をかけずに遠くから見るなんて。でも理由が切ない。匂いで自分の齢を感じる。もう若くない。この出来事は退職間際の束の間の淡い思い出として心に留める。大人なのか、誠実なのか。

    今年はインド映画が立て続けに公開。これが一番リアルなインドなのでは。東京を超える満員電車。街並み、人、人、人。サージャンのような孤独な人も多いのかな。
    それにしてもイラと叔母の会話のやりとりは若干うっとおしい気がするのですが、インドではありなのか。

    お弁当もいろんな種類。お皿にあけて、頂くのか。今のインドを知る情報もりだくさん!

    違反報告
  • rikoriko2255

    パライバ

    4.0
    2014/8/19

    淡々とした日常が、ある日変わってしまう。
    届けられるべき夫への弁当が別人に届いてしまったことから。間違えられた届け先では、ビジネス弁当のはずが愛妻弁当??
    大きな山場の二人の出逢い。その顛末は寂しいような皮肉なような。
    思い切ることが出来なかったのは彼女?彼?

    インド映画のお約束、と思っていた華やかなコスチュームによる歌とダンスの出現が最後まで無い。
    先月に続いてインド映画を見たけれど、夫たちよ妻を大切に!とつぶやきたくなる。

    違反報告