ジェイミー・ドーナン
クリスチャン・グレイ
巨大企業の若手CEOと平凡な女子大生との恋を描き、ベストセラーとなった同名小説を、『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』の女性監督サム・テイラー=ウッドが映画化したラブストーリー。元モデルのジェイミー・ドーナンと『ソーシャル・ネットワーク』のダコタ・ジョンソンという期待の若手コンビが主演を務める。
※結末の記載を含むものもあります。
女子大生のアナは学生新聞の取材で、巨大企業のCEOでイケメンの大富豪グレイを直撃。取材を重ねる度に2人は親密になっていくが、グレイは“君を放っておけない”と言ってひきつけたかと思えば、一転、“私に近づくな”と突き放したりする。アナはそんなグレイの言葉の真意を探ろうとする。
クリスチャン・グレイ
アナスタシア・スティール
カーラ・メイ・ウィルクス
グレース博士
ジェイソン・テイラー
ミア・グレー
エリオット・グレイ
ケイト・カバナー
レイ・スティール
アンドリア
ホセ・ロドリゲス
ロビン“ボブ”アダムス
ポール・クレイトン
グリーン博士
キャリック・グレー
マルチナ
監督
脚本
原作、プロデューサー
プロデューサー
プロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
音楽
撮影
キャスティング
プロダクション・デザイン
衣裳/スタイリスト
[c]2015 Universal Studios. [c]キネマ旬報社
話題に惹かれたカミさんのお供で観賞。結果、カミさんブーイングの嵐です。だから、やめとけって言ったのに~
PVとPRの煽り過ぎ!ロマンチックでも官能的でも美しくもありません。すべてが中途半端。流れが起承転で切れて終わり。SMとロマンスの融合と言う新たな分野を普通館で上映するという空回りの意気込みだったのでしょうか?
肝心の濡場画はフラッシュショットと無意味なズームアップ、絡みは巨大な黒ボカシ被せで「見にくい」というより「醜い」!
バージンが2週間で喘ぎまくり?AVか!?SMシーンも唐突で滑稽。美も昇華も無し!
日本には「団鬼六:花と蛇」という巨匠名作があり、マニアックながらも絶賛されるSM映像があり、日活ロマンポルノがあります。少しは見習って欲しいものです。
原作本が絶賛されたとしても、その本質が映像化できなければ「無駄」と言うより、原作者に対しても観客に対しても「無礼」です。三部作の原作量に追い付けない終わり方になってしまったのだとしても、デリケートな作品なだけに奇を衒っただけの仕立てには不満が募ります。
若い2俳優の頑張りと、美術さん・照明さんの努力に敬意を表しての☆です。