安藤サクラ
ヤマギシサワ
生活のため町で見かけた訳ありの老人の家に押しかけ身の回りの世話をするヘルパーと、彼女と触れ合ううちに固く閉ざした心を開き生の輝きを取り戻していく老人たちを描いた人間ドラマ。デビュー作「カケラ」で満たされない女心を描いた安藤桃子監督が、8年におよぶ介護体験に着想を得た自身の小説を映画化。癖の強い老人たちと真正面からぶつかっていくヘルパーを「かぞくのくに」で第86回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞を、「愛と誠」他で同助演女優賞のダブル受賞を果たした実妹の安藤サクラが演じる。ほか、「カンゾー先生」の柄本明、漫才師の坂田利夫、「沈まぬ太陽」の草笛光子、「マルサの女」の津川雅彦らが出演。高知県・高知城西公園内『0.5ミリ』特設劇場にて先行公開された。
介護ヘルパーの山岸サワ(安藤サクラ)は、派遣先の家族からおじいちゃんと一晩過ごしてほしいと依頼される。当日の夜、思いもよらぬ事故が起こり、サワは家も仕事も失ってしまう。貯金もなく窮地に立った彼女は、駐輪場の自転車をパンクさせる茂(坂井利夫)や、書店で女子高生の写真集を万引きする義男(津川雅彦)ら癖の強い老人を見つけては家に上がり込み、強引に彼らのヘルパーとなる。彼らもはじめは面食らうものの、手際良く家事や介護をこなし歯に衣着せぬ彼女に次第に動かされる。不器用なため社会や家族から孤立した彼らは懸命にぶつかってくるサワと触れあううちに、生の輝きを取り戻していく……。
ヤマギシサワ
平田昭三
平田雪子
平田マコト
康夫
カラオケ店員
斉藤末男
浜田
真壁久子
茂
佐々木健
真壁静江
真壁義男
監督、脚本、原作
エグゼクティブプロデューサー
撮影
音楽
美術
照明
録音、整音
プロデューサー
アソシエイト・プロデューサー
主題曲/主題歌
フードスタイリスト
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