第八ジェット戦闘機隊:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
第八ジェット戦闘機隊
第八ジェット戦闘機隊
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第八ジェット戦闘機隊

1955年1月3日公開、戦争
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サタデイ・イヴニング・ポスト誌に掲載された2つのストーリー 、「楽園に帰る(1953)」のジェームズ・A・ミッチェナーの「朝鮮の忘れられた英雄たち」とハリー・A・バーンズ中佐の「盲目パイロット事件」から「赤い唇」のアンドリュー・マートンが監督した戦記映画である。脚色は「罠(1949)」のアート・コーン、ヘンリー・バーマン製作の1954年作品。撮影は「兄弟はみな勇敢だった」のジョージ・フォルシー、音楽は「アスファルト・ジャングル」のミクロス・ローザである。出演者は「二世部隊」のヴァン・ジョンソン、「フォーサイト家の女」のウォルター・ピジョン、「アスファルト・ジャングル」のルイス・カルハーン、「果てしなき蒼空」のデューウィ・マーティン、キーナン・ウィン、フランク・ラヴジョイなど。

ストーリー

作家のジェームズ・A・ミッチェナー(ルイス・カルハーン)は朝鮮戦域に出動中のある空母を訪れ、軍医のケント・ダウリング中佐(ウォルター・ピジョン)から、パンサー・ジェット機搭乗員についてのかずかずの話を聞いた。ークリスマスの2、3日前、飛行隊長ポール・グレイスン少佐(フランク・ラヴジョイ)に率いられる一隊は鉄道爆撃に出動した。グレイスン機は無謀なまでの超低空攻撃を敢行して被弾し、パラシュートで脱出したが冷い海中に落下した。時を移さずヘリコプターが出動して海中に凍えかかっているグレイスンを救った。翌日の出撃ではハワード・セイヤー大尉(ヴァン・ジョンソン)が被弾負傷して帰投した。セイヤー機を真先に帰艦させたいがもし傷ついた彼が帰艦に失敗したら全機が着艦不能となる。全機の着艦を終えて最後のセイヤー機の着艦まで、それは皆にとって非常に長い時間であった。この中隊の一員テッド・ドッドスン大尉(キーナン・ウィン)は編隊を離脱した友軍機を探しに引き返し、無事に編隊に加えさせたが、その時被弾して着艦後火ダルマとなってしまった。それを目撃したケネス・シェクター少尉(デューウィ・マーティン)は、今後は第一に自分の行動に注意しようと決意した。クリスマス当日、中隊がドッドスンの弔い合戦に出撃しての帰途、セイヤー機は傷ついた味方機が1機、密雲の巨大な壁に突き上って行くのを見つけた。シェクター機だ。天蓋を吹き飛ばされ、彼も両眼をやられ盲目飛行をしているのだった。セイヤーはラジオでシェクターに話し続け、ともすれば気を失いそうになる彼を力づけ、やっと海上に誘導してパラシュート脱出をさせようとしたがこれは不能だった。最後の手段として空母甲板に体当り着艦を試みた。第1回は失敗、第2回目、全員固唾をのむうちに、着艦はついに成功した。セイヤーのおかげで命びろいをしたシェクターは改めて“他人にかかわるな”という独りよがりの処世訓を恥ずかしく思った。

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作品データ

原題
Men of the Fighting Lady
製作年
1954年
製作国
アメリカ
配給
MGM映画会社
初公開日
1955年1月3日
製作会社
MGM映画
ジャンル
戦争


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