或る愚者有りき:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
或る愚者有りき
或る愚者有りき
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或る愚者有りき

1922年公開
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キプリングの詩「ヴァムパイヤー」からヒントを得てポーター・エマースン・ブラウンが書き下ろした舞台劇に基づき、バーナード・マッコンヴィルが脚色、エメット・J・フリンが監督した映画で、かつてセダ・バラ主演で作られた事があるが、今度は新進女優エステル・テイラー主演。「世界の喝采」「ゼンダ城の虜(1922)」等出演のルイス・ストーンが共演。その他アイリーン・リッチ、マーロン・ハミルトン、マージョリー・ドウ、ウォーレス・マクドナルド等花形揃いの布陣である。

ストーリー

銀行家ジョン・スカイラー(ルイス・ストーン)はヨーロッパへ商用で旅行した時同船したギルダ・フォンテーン(エステル・テイラー)という妖婦に魅せられて、妻子も事業も総て放棄して、彼女の色香に溺れてしまう。彼の秘書は、スカイラー夫人の妹ミュリエル(ミュリエル・フランセス・ダナ)の婚約者トム・モーガン(ーロン・ハミルトン)に此の事を報告する。スカイラー夫人(アイリーン・リッチ)はトムから此の事を聞いたが、彼の忠告に従って夫を許そうとする。身も心も荒み果ててジョンが帰国し、愛する妻にトムの計らいで逢おうとした時、妖婦ギルダは再びその姿をジョンの前に現した。ジョンはその妖力から逃れんとしたが力及ばず、怒り狂ってギルダを殺そうとするが、逆に彼女の為に階下に突落とされてしまう。ギルダは冷然と去って行くが、階段の下には冷たいジョンの骸が横たわっていた。

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作品データ

原題
A Fool There Was
製作年
1922年
製作国
アメリカ
配給
フォックス支社
初公開日
1922年
製作会社
フォックス社特作映画


[c]キネマ旬報社