フォックスキャッチャー|MOVIE WALKER PRESS
MENU

フォックスキャッチャー

2015年2月14日公開,135分
PG12
  • 上映館を探す

評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

96年に起きたデュポン財団御曹司によるレスリング五輪金メダリスト射殺事件を題材にし、第67回カンヌ国際映画祭で監督賞に輝いた人間ドラマ。富や名声、孤独といった心の暗部でつながれた富豪と金メダリストの病的な心理を描き出す。チャニング・テイタムが事件に巻き込まれていくオリンピック金メダリストの弟マークに扮する。

予告編・関連動画

フォックスキャッチャー

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

オリンピック金メダリストのマークは、デュポン財団の御曹司ジョンからソウルオリンピックでの金メダル獲得を目指したレスリングチーム結成プロジェクトに誘われる。生活苦や同じ金メダリストの兄の影から抜け出そうとするマークには願ってもない話だったが、ジョンの移り気な性格のせいでチームに兄が加わったことから不穏な状況に陥っていく。

作品データ

原題
FOXCATCHER
映倫区分
PG12
製作年
2014年
製作国
アメリカ
配給
ロングライド
上映時間
135分

Photo by Scott Garfield [C]MMXIV FAIR HILL LLC. ALL RIGHTS RESERVED [c]キネマ旬報社

動画配信

映画レビュー

3.4
  • rikoriko2255

    門倉カド(映画コーディネーター)

    2.0
    2015/3/13

    【賛否両論チェック】 賛:次第に壊れていく人間関係と、それでも自分の信じる道を歩もうとする主人公達の姿に、深く考えさせられる。レスリングの知識がなくても理解出来る。 否:登場人物に感情移入はしにくい内容。BGMも少なく、自分で考えなければいけないような描写も多いので、興味がないと眠くなりそう。  始めは選手のために情熱と愛情を注いでいたジョンが、次第に自らの支配欲や顕示欲に固執していく様子や、そんなジョンに翻弄されながらも、“世界一”という夢を追い続けるしかなかったマーク、そして彼を本当の意味で最後まで愛し続けたデイヴと、三者三様の人間模様が重厚に描かれています。悪戯なBGMもほとんどないので、登場人物達の感情描写がより際立っています。  逆に言うと、それだけかなり静かで地味なお話なので、興味がないとかなり眠くなりそうでもあります(笑)。終わり方も不親切といえば不親切なので、 「結局・・・こういうことだったのかな?」 と、自分で補足して考える必要がありそうです。  関心が持てるかどうかが全ての、極めて社会派の作品です。

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告
  • rikoriko2255

    KI-ki

    4.0
    2015/3/3

    怖かった。 音楽も暗いテーマのコンテンポラリーのような。 何故、自分の才能が嬉しくないんだろう… 何故、兄から離れたいんだろう… 普通の生活が何故妬まれるんだろう… 細やかな幸せって何故続かないんだろう… デュポンの気持ちが何となくわかる自分が怖かった。

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告
  • rikoriko2255

    YO99

    3.0
    2015/3/2

    カミさんのお供で観賞。神経がサカムケになりそうな息苦しい作品です。 メインのストーリーはレスリング基盤で女っ気なし。かといってBLには行かないし、スポコンでもなし。 マザコン、ブラコン、大金持ちの世間知らず、PDD、アダチルのヒーロー等々、精神の正常と異常の境界線上をふらついているような息苦しさを終始感じる作品です。 彼は何故殺したのか?「事実は小説より奇なり」を地で行く、実話ネタの映画です。 理由不明で終わる、鬱々とした欲求不満になる映画です。

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告
  • rikoriko2255

    tom

    4.0
    2015/2/28

    背筋がゾクッとする、 そんな演技をスティーヴ・カレルが淡々と演じきりました。 いつものカレルとは180度違う、 想像も出来ない・・・そんな演技でした。 実際に起きた事件なんですが、 謎に満ちている事があまりにも多すぎます。 ジョン・デュポンの真の精神状態はどうだったのか。 母親に対するコンプレックスや物事に対する執着心に呑みこまれ 神経が極細に研ぎ澄まされ過ぎたんだろうと想像します。 全編にわたって、空恐ろしい雰囲気を醸し出している作品でした。

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告
  • rikoriko2255

    seapoint

    4.0
    2015/2/21

    予告から見たい、見たいと思っていた。その理由はS.カレルの変貌。最近ではDVDで「俺たちスーパーマジシャンズ」というB級絵外を見たのだが。びっくりよ。過去の役柄と対極。特殊メイクも含めアカデミーノミニーですごい期待。 メイク効果もあるが、ジョンの鷲鼻の目線は真正面ではなく何でも上からという印象。 金持ちで権力もある。皆がひれ伏す。まるで自分は神のようで何でも可能、世の中は自分中心、自分のために回っていると思っての行動。それゆえ失笑的肩書。レスリングも指導者としての理解度なしにしゃしゃり出る。皆金のために従っているが、ぶっちゃけ黙って金だけ出せと思っていたことだろう。 ただ、心の奥ではわかっているのだ。金もないデイヴの人を惹きつける人格を目の前にし、自身に失望し自己中の最低行為が起きる。 さて、マークは終始自分を卑下している。一時デュポンからのオファーでふっとリラックスしたかと思ったのも束の間、デュポンの独裁、兄がやってきて自分の立場も見失う。いやいや、ちょっと待ってくれ。彼もゴールドメダリストで、すごい人なのだ。マークのレベルの高い願望がより自分を苦しめる。オリンピック選手はスポンサーがいなくては輝きはごく一瞬なのか。日本ではメダリストでもないアスリートがバラエティーに出まくっているが見苦しい。 めちゃめちゃやけ食いして、自分を痛めつけ、やはり登場するのはデイヴ。広い背中が泣いている。5.5kgも90分で減量できるのか。これは実話に基づくの?これなら世の中の女性はスリムな人でいっぱいになるのだが… 映像は終始無音が多い。珍しい。しかし本来はそうなのだ。現実は効果音などないわけで。リアルだ。 で、S.カレルなのだが、うーん、ノミニーはあっても取るのは難しいか。というのも、C.テイタムが予想外に良い演技で、同じく光っていたのだ。体作りも含め、マークの心情も同じくらい注目してしまうのだ。 そうそう、他のブログで見た記事から、レスリングのジョンとマークの深夜練習シーンがまるでヤッているかのようと。賛同。「カポーティ」よりメタファー的にそういったシーンが多い。これはこの監督の色か。でも「マネーボール」には感じなかったのだが。この映画の全体像にのどの引っ掛かりを感じていたんだが、これで納得。

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告
  • rikoriko2255

    3.0
    2015/2/18

    スティーヴ・カレルの陽気さもチャニング・テイタムの爽やかさも完全に封印。 何か息苦しい位不器用で壊れそうで、可哀想になる位不幸そう。 ジョン・デュポンは、自分の好きな物、やりたい事を生涯、美しい物好きな母親に認められなかったんだな・・本当にレスリングが好きであっただろうに。 マークは、レスリングしか出来ない不器用な人間で。兄が居ないとダメだけど抜け出したいと思っていて。 凄いコンプレックスなんだな上手く愛したり愛されたり出来ない2人に比べて、デイブは何より家族を優先し、コミュ能力にもたけていて、素朴で、優しくて、幸せそう。 その上レスリングも強い。 羨望し、嫉妬し、絶望し、逃れたくなる。 不幸な生い立ちのこの兄弟の未来を巻き込んだジョンの不幸が哀しい。

    続きを読む + 閉じる -
    ネタバレあり
    違反報告
  • rikoriko2255

    杉ちゃん

    4.0
    2015/2/16

     ストーリーについては、別の解説を読んでもらうとして省略します。とにかく上映時間の2時間15分があっという間でした。主人公マークの孤独感、財閥のジョン・デュポンの母親から愛情をもらえずにいいなりのまま生きた生い立ち、そして今なお母親に認めてほしいという強い願望を持った屈折した性格とが絡み合ってどうなることかと終始ハラハラでした。マークの良き理解者で、唯一まともな兄のデイヴが事件に巻き込まれるわけですが、現実はいつもこうであると改めて思い知らされました。事件のシーンは妙にリアルで衝撃的!監督のベネット・ミラーの演出もさすがですが、とにかく暗~い映画なので、観る時の精神状態で左右する映画と思います。

    続きを読む + 閉じる -
    違反報告