緊迫する国境線沿いの立入禁止区域に放置された廃船に寝泊りする少年。鉄条網の向こうの兵士の目を逃れ、魚介を獲ってお金に換える孤独な日々が他人の闖入で突如破られ、船内は子どもたちの隠れ家に。アボルファズル・ジャリリ(『少年と砂漠のカフェ』)がアドバイザーとしてスタッフに名を連ねている。劇場公開に先立ち、第27回東京国際映画祭アジアの未来部門にて「ゼロ地帯の子どもたち」のタイトルで上映された。
ストーリー
緊迫する国境地帯。川には破壊された廃船が放置されている。少年は船を隠れ家にして暮らし、魚を釣ってはお金に換えて生活している。ある日、少年にとっての静かで平穏な日々は突然の闖入者によって崩壊する。闖入者は船に住みたいと言い、少年はそれを拒否して諍いとなる。その数日後、別の訪問者がやってくる…。
スタッフ
監督、脚本
アミールフセイン・アシュガリ
エグゼクティブプロデューサー
モスタファ・ソルタニ
撮影監督
アシュカン・アシュカニ
美術、衣裳/スタイリスト
シャマーク・カリネジャロ
編集
エスメール・モンセフ
メイク
ハメッド・ボダージ
録音
メヒディ・サレカーマニ
助監督
バヒッド・ハッジロイ
助監督
アミールマサッド・アシュガリ
作曲
アミリャール・アルジャマンド
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- BEDONE MARZ
- 製作年
- 2014年
- 製作国
- イラン
- 配給
- フルモテルモ(配給協力:コピアポア・フィルム)
- 初公開日
- 2015年10月17日
- 上映時間
- 102分
- ジャンル
- サスペンス・ミステリー
[c]Mojtaba Amini
[c]キネマ旬報社