ボリショイ・バビロン 華麗なるバレエの舞台裏:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ボリショイ・バビロン 華麗なるバレエの舞台裏
ボリショイ・バビロン 華麗なるバレエの舞台裏
4.0

ボリショイ・バビロン 華麗なるバレエの舞台裏

2015年9月19日公開、87分、ドキュメンタリー
0
1
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

世界三大バレエ団の一角をなすボリショイ・バレエ団の舞台裏を世界で初めて撮影したドキュメンタリー。2013年の芸術監督襲撃事件以来、噴出する様々な問題に揺れるなか、夢を追い、厳しい鍛錬の日々に身を捧げるダンサーたちの苦悩と喜びを映し出す。製作総指揮は、「マン・オン・ワイヤー」のサイモン・チン。

配信で観る

ストーリー

2013年1月17日夜、ボリショイ・バレエ団の元プリンシパルで、時として論争の的にもなっていた芸術監督セルゲイ・フィーリンが自宅の外で覆面の男から襲撃され、硫酸を顔面に浴びる事件が起こった。重傷を負ったフィーリンは失明の危機に瀕する。世界的に有名なロシアの劇場が受けた打撃は計り知れないが、ソリストのパーヴェル・ドミトリチェンコが逮捕及び起訴されると、個人間の対立、勢力争い、嫉妬、性行為要求の疑惑、金銭問題などがバレエ団に渦巻いていたことが明るみに出る。市民からの抗議が殺到し、数人の団員が退団または解雇されるなか、ロシア政府は秩序を回復させるため、ウラジーミル・ウーリンを新総裁に任命した。9月19日、ウーリンは回復中のセルゲイ・フィーリンとステージに上がり、新シーズンの主要演目を発表するが、過去に組んだことのある2人はお互いに反目していた。最初の公演から数日たっても、ダンサーたちのキャスティングに対する不満は収まらなかった。スキャンダルによって誇りと団結心を奪われ、混乱状態から解放されたいと願っていたダンサーたちは、リハーサルと公演に追われる厳しい日々のなか、ダンサーという職業の苦悩と喜びを語る。ドミトリー・メドベージェフ首相は、ボリショイ・バレエ団が国民文化に強い影響を及ぼす存在であり、世界にロシアを印象付ける秘密兵器であると認識している。ボリショイ・バレエ団は、独特な政治的シンボルであったが、ウーリンは「ロシア政府を後ろ盾とする人々からの干渉には断固抵抗する」と宣言。一方、フィーリンに対して抱く反感が打ち合わせで表面化する。政治的な陰謀や裏切りが横行するなか、ダンサーたちはあくなき情熱と厳しい鍛錬の日々に身を捧げ、完璧な舞台を見せるという夢を追い続ける。

フォトギャラリー

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
BOLSHOI BABYLON
映倫区分
G
製作年
2015年
製作国
イギリス
配給
東北新社
初公開日
2015年9月19日
上映時間
87分
製作会社
Red Velvet Films, Red Box Films, Altitude Film Entertainment
ジャンル
ドキュメンタリー

[c] 2015 RED VELVET FILMS LTD. ALL RIGHTS RESERVED
[c]キネマ旬報社