怒り|MOVIE WALKER PRESS
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怒り

2016年9月17日公開,142分
PG12
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原作・吉田修一、監督・李相日という『悪人』のコンビによるミステリアスなドラマ。顔を整形し、社会に紛れ込んだ殺人犯らしき人物と出会った、千葉、東京、沖縄の人々の身に起きる出来事を描き、人を“信じる”とは?という根源的な問いを投げかける。渡辺謙、森山未來、松山ケンイチら日本映画界を代表する実力派が多数出演する。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

東京の八王子で夫婦殺人事件が発生し、犯人は現場に“怒”の血文字を残し、顔を整形し、逃亡を続けていた。それから1年後、千葉の漁港で暮らす洋平と愛子の親子の前に田代が、東京の大手企業に勤める優馬の前には直人が、沖縄の女子高生の泉は無人島で田中という、それぞれ前歴不詳の殺人犯らしき男と出会い、運命を狂わされていく。

作品データ

映倫区分
PG12
製作年
2016年
製作国
日本
配給
東宝
上映時間
142分

[c]2016映画「怒り」製作委員会 [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    ryookie

    2.5
    2019/5/23

    前評判に負けた感あり?
    いい役者揃えれば、いい映画になるわけでは無い。
    「悪人」は良かったのに残念
    鑑賞したのは、大阪の今はなきレトロな淡路東宝。

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  • rikoriko2255

    McCOY

    4.0
    2016/9/30

    殺人現場に残された禍々しい「怒」の一字。
    のちに正体不明の人物として国内各所に現れた3人の男性の言動に接し、私たちは、真犯人の「彼」がどのような怒りを抱いて被害者夫婦を殺害するに至ったのか、考えつつ物語を追うこととなる。

    例えば綾野剛演じる直人のたおやかさを見て、「もし彼が犯人なら、よほどの理由があったに違いない。逆にこの優しさがすべて芝居だとしたら怖すぎる」などと思ったりするわけだが、あの「怒」の字にこめられていた真実は、そんなわかりやすいものではなかった。通常の喜怒哀楽で日常を過ごしている人々には理解しきれないであろう感情。よほどのことがなければ人は人を殺さないが、「よほどのこと」は必ずしも理屈の通った怨みや復讐心などではない。着火したら最後コントロールのきかなくなる人って存在するのだ。そしてそういう人が、普段は意外に好人物に見えたり、人心を掌握する術をもっていたりするから始末に悪い。

    最も不条理な目に遭わされるのは、沖縄で事件に巻きこまれる若い男女だ。3つのパートで唯一純粋に人を信じたかれらなのに、あんな形で裏切られてしまうのだからやりきれない。

    ちょっと気になったのは、皆さんも言及されているけど場面転換の多さ。とくに終盤、犯人が判明するあたりで顕著になり、前の場面のセリフがあとの場面に被ったりするので、ついていけなくなる向きもあるかも。

    とはいえ約2時間半、犯人捜しのどきどき感もあって一気に観た。個人的には宮﨑あおいが素晴らしかった。日ごろはクレバーな印象の強い女優が、若干だらしのない、流され系の悲しい女を演じ切っている。額につけてた大きなお花のバッチン止めがものすごい効力を発していたと思う。

    そして忘れちゃいけない、妻夫木綾野ペアのラブシーンも堪能させていただいた。妻夫木くんはかなり細かくつくりこんでいたし、綾野剛くんの庇護欲そそられる感じも◎。コンビニ弁当のくだりとか、すんげーかわいかったです。

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  • rikoriko2255

    杉ちゃん

    3.0
    2016/9/24

    オールスターといっても実力派ばかりで、一人ひとりの力の入れようから、3つのエピソードそれぞれが1本の映画のようなパワーを持っていて、見応え十分でした。
    とはいえ、その分何かがブレテしまったのか、結局「怒り」の意味はわからず、犯人の心の葛藤等伝わらず、観終わって「で、なんだったのか・・・」とモヤモヤした思いで劇場を後にしました。
    正直、妻夫木聡と綾野剛とのベッドシーンとか、広瀬すずが米兵に襲われるシーンなど個人的に観たくないシーンが結構あったことも原因の一つです。

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  • rikoriko2255

    門倉カド(映画コーディネーター)

    4.0
    2016/9/20

    【賛否両論チェック】
    賛:3つの場所を舞台に、殺人犯かも知れない男達が、周りの人々の心の支えになっていく様が印象的。犯人が分からないサスペンス要素に加え、深い人間ドラマとしても観られる。
    否:真相は意外とあっけない感がある。殺害シーンや女性に乱暴するシーン等もあるので、苦手な人には向かない。

     3人の怪しい男達のうちで、果たして誰が真犯人なのか。それぞれにどこか陰のある容疑者達を、松山ケンイチさん・綾野剛さん・森山未來さんが好演していらっしゃいます。全く読めない真実に、物語の背後に横たわる不気味さも相まって、ハラハラさせられる良質なサスペンスです。
     同時に、登場人物達それぞれが抱える深刻な事情にスポットが当てられ、その悩みに容疑者である男達がそっと寄り添う様子も、また物語を切ないものにしています。
    「自分の大切な人を信じたい・・・」
    という気持ちに、真相の光が当てられた時、三者三様の物語の結末に、思わず深く考えさせられてしまいます。
     思わず目を背けたくなるようなシーンもあり、勿論軽い気持ちで観られる作品ではありませんが、サスペンスとしても人間ドラマとしても重厚な1本ですので、是非ご覧になってみて下さい。

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  • rikoriko2255

    KI-ki

    4.0
    2016/9/17

    信じ切る事の難しさ
    人間のどうしようもない弱さ
    認めたくない
    包み隠したい
    それは自分への怒り
    …神秘的な音が、少し遠い事のように感じさせてくれた
    …それが救い

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  • rikoriko2255

    seapoint

    3.0
    2016/9/10

    日本の映画界、主要メンバー勢揃い。(もち回り制?)3つのオムニバス形式と1つの事件。この事件の深さよりそれぞれの物語に云々。妻夫木聡と綾野剛が話題になりそうな東京編、7kg体重増加した宮崎あおいの役作り(ただ役柄、天然系なので感情移入できず)の千葉編。でもやっぱり沖縄編。宮崎あおいより広瀬すずの体当たり演技とショックな出来事が色濃く脳裏に残る。佐久本宝の演技も俳優陣の中で光っていた。
    castが多すぎるのか、主役級たちがどうもギラギラしてしまい、唯一寡黙な松山ケンイチは地味に良かったけれど。

    事件の「怒」が示す1つの事件。このご時世が抱える憎しみ。ただ深みがない…モヤモヤ感が拭えない。パシッと事件解決するっていうより、この映画は人間偶像劇だ。

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