天地創造:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
天地創造
天地創造
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天地創造

1966年10月8日公開
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旧約聖書の創生記にもとずき、「天と地の創造」「ノアのはこ舟」「バベルの塔」「ソドムとゴモラ」「アブラハムの物語」などを、イギリス詩壇の大御所、クリストファー・フライが脚色、「イグアナの夜」のジョン・ヒューストンが監督した。撮影はジュゼッペ・ロトゥンノ(ただし「天と地の創造」のシーンは、スチル写真家アーネスト・ハースが担当)、音楽は黛敏郎、美術はマリオ・チアリが担当した。出演はマイケル・パークス、ウラ・ベルグリッドの両新人のほかに、リチャード・ハリス、スティーブン・ボイド、エヴァ・ガードナーなど。なお、ジョン・ヒューストンがノア役で特出している。製作はディノ・デ・ラウレンティス。

ストーリー

神の6日間にわたる創造のいとなみは、最初の人間アダム(マイケル・パークス)とイヴ(ウラ・ベルグリッド)の誕生だ。エデンの園で暮らすうち、禁断の木の実を食べたイヴは、アダムにもそれを食べさせた。神の怒りにふれた2人は楽園を追われ、アダムは労働に従事しなければならなくなった。やがてカインとアベル、2人の息子が生まれ、カインは農場にアベルは羊飼いとなった。ある日2人の神への供え物のうち、神はカインの供物を認めなかった。怒りと嫉妬から、カインはアベルを殺してしまい、神の裁きを受けて放浪者となった。イヴに三男セトが生まれ、この子孫がノアである。彼は信仰あつく神が洪水で人類社会を滅ぼした時も、彼だけは救われた。はこ舟に、あらゆる生物と一緒に乗り、1年ののち、アララット山についた。やがて、ノアの子孫クシの息子ニムロデは王となり、民を使役して、天にもとどくバベルの塔を築いた。神はこれを喜ばず、彼らにさまざまな言葉をしゃべらせて、地球上の各地へ四散させた。アブラム(ジョージ・C・スコット)は妻サライ(エヴァ・ガードナー)、弟ロトを連れてカナンの地へ行き、そこで栄えたが、サライには子が生まれない。アブラムは妻の勧めで召使ハガルに子を生ませイシマエルと名づけた。やがて隣国との戦いが起こり、アブラムは神の手引きにより敵を破り捕虜となったロトを救けた。神は夫妻の名を、アブラハム、サラと改め、子孫は王になると予言しサラに子を授けると約束した。ソドムとゴモラの都が滅びた時、ロトの妻は神の命令にそむき、塩の桂と化した。約束通りサラに息子が生まれ、イサクと名づけた。彼が成長するとサラは、ハガルとイシマエルを追い出した。アブラハムは神の命に従いイサクをつれ旅立ち、神にいけにえを供える場所にたどり着いた。その時イサクは、いけにえは自分であると気づいた。アブラハムはナイフでイサクを殺そうとすると、神が自分の子を犠牲にしてはならぬと告げた。そこでアブラハムは、近くにいた子羊をイサクの代わりにいけにえにするのだった。

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作品データ

原題
The Bible...in the beginning
製作年
1966年
製作国
アメリカ イタリア
配給
20世紀フォックス
初公開日
1966年10月8日
製作会社
20世紀フォックス映画 伊*ディノ・デ・ラウレンティス・プロ


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