エイミー・アダムス
ルイーズ・バンクス
SFファンから絶大な支持を受けるテッド・チャンの短編小説を映画化し、第89回アカデミー賞で8部門にノミネートされ、音響編集賞に輝いたSFドラマ。突然、地球に襲来した異星人との交流を通して言語学者が娘の喪失から立ち直っていく姿が描かれる。主人公の言語学者をアカデミー賞では常連の演技派エイミー・アダムスが演じる。
※結末の記載を含むものもあります。
湖畔の家に住む言語学者ルイーズは最愛の娘ハンナを亡くし、深い喪失感を抱えていた。ある日、地球のさまざまな場所に宇宙船のような物体が出現し、政府の要請でルイーズは彼らが発する音などから言語の解明に挑む。各国の政府や軍がエイリアンによる侵略を恐れるなか、ルイーズは彼らと交流を進めるうちに意外な真実を知る。
ルイーズ・バンクス
イアン・ドネリー
ウェバー大佐
ハルパーン捜査官
マークス大尉
シャン将軍
監督
脚本、製作総指揮
原作
撮影監督
プロダクション・デザイン
音楽
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
製作
製作
製作
製作
共同製作
編集
視覚効果スーパーバイザー
衣装デザイン
音響編集
[c]キネマ旬報社
公開時に見ただけなんで、記憶はあいまい。
ソニー・ピクチャーズ系のSFだと、「ガタカ」みたいな、ちょっと外した映画。SWでもなく、エイリアンでもない、思索型宇宙人ものなんで、はまる人とそうでない人に分かれそう。
そこそこ評判が良かったんで、ソニーは愚かにもこのヴィルヌーブ監督に、ブレードランナー続編を作らせてしまった。あれはルトガー・ハウアーが出演拒否したので、ああいう筋になってしまったらしいが。
男なんでヒロイン物は感情移入しにくい。大ざっぱにいえば、「2001年」と同じ系統の宇宙人だと思うが、あそこまで冷酷でもなく、超越してなかったみたい。
時間軸をぐちゃぐちゃいじるのは、「メメント」等でおなじみ。見た直後はやや感動したけど、すぐ忘れた。やはりこういうのは原作小説のような文字でないと、味わいが続かないのかも。私小説風でもあったし。
地球に飛来したエイリアンと言語学者ルイーズ達の異文化交流を試みる序盤、地球飛来の目的等を探る解析作業の遅々と進まない中盤、中盤以降の作品中に散りばめられた彼女のトラウマ(フラッシュバック)が集束し連結する展開が絶妙!
・・・シャン上将に武装解除させたその言葉って何なん(・・?