アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発|MOVIE WALKER PRESS
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アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発

2017年2月25日公開,98分
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ナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺に関与したアドルフ・アイヒマンに着想を得て行われたアイヒマン実験をクローズアップする伝記ドラマ。社会心理学者スタンレー・ミルグラムは実験を通し、非人道的な行為を実行する要因となった恐ろしい行動心理を実証する。監督は「アナーキー」のマイケル・アルメレイダ。「17歳の肖像」のピーター・サースガードが、ホロコーストの真実を暴いたミルグラムを演じる。

予告編・関連動画

アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

1961年、ナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺に関与したアドルフ・アイヒマンの裁判が開廷。裁判が進むにつれ、非人道的な行為のイメージからかけ離れた小市民的な面が浮かび上がっていった。アメリカのイェール大学では、社会心理学者のスタンレー・ミルグラムがホロコーストが起きたメカニズムを解明しようと、電気ショックを用いた実験を開始。それは、権威者への服従を検証するものだった。人間が持つ恐ろしい行動心理を実証した実験結果は、社会に様々な波紋を投げかけていく。

作品データ

原題
EXPERIMENTER
映倫区分
G
製作年
2015年
製作国
アメリカ
配給
アットエンタテインメント
上映時間
98分

[c]2014 Experimenter Productions, LLC. All rights reserved. [c]キネマ旬報社

映画レビュー

4.0
  • rikoriko2255

    4.0
    2017/3/1

    この、後継者って言うのは、ミルグラム博士の事ではなく、私たち、一般市民の事ね。 仕事だから。命令されたから。と、酷いと思いながらも行使し続けた大多数の人間ね。 綺麗ごとで自分だったらやらない・・って言うのは簡単。 でも実際その場で断れない人が大多数って結果なの。 バイト先でクレーム客の無茶な申し出を断れずに・・って問題が以前話題にもなっていたし、○○君がやれって言ったから・・何ていじめの問題も。 人間の意志は、思っているほど強くないのです。 そんな中で、個人的意見ですけど、研究者側が息をのんだ、勇断をした被験者役にAnton・Yelchinをキャスティングした、監督?キャステキングディレクター?に拍手を送るわ。 20歳になっても若く見られて高校生役やってた彼を、よくM字がすすんだ頭髪晒して老けて冴えない、でも誠実な労働者に選んだわね。 でも、自信なさそうに控えめな発言で、それでも周囲に流されずに生きる不器用な役、彼にピッタリです。 彼の決断を職業的理由と言っていましたが、そうじゃ無い。分かるから止める。分かるからこそやってみたい。どちらの人もいる。やはり、人間性だと思う。 そして、昨年見たアイヒマン物の映画の知識が生きてきます。 誰もが、あの男になり得るのだと。

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