むかしMattoの町があった:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
むかしMattoの町があった
むかしMattoの町があった
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むかしMattoの町があった

2016年11月19日公開、198分、伝記/ヒューマンドラマ
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精神科病院の廃絶を決めた通称バザリア法の制定に寄与したイタリア精神保健改革の父フランコ・バザーリアの闘いを描いた伝記ドラマ。主演は「人間の値打ち」で2014年にイタリアのアカデミー賞にあたるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞助演男優賞を獲得したファブリツィオ・ジフーニ。イタリアでは2夜にわたりテレビ放映され、21%の高視聴率をマークした。2012年8月23日に帝京平成大学にてリカバリー全国フォーラム2012の前夜祭として開催されたオープニング自主上映会を皮切りに、全国各地で自主上映。

ストーリー

1961年、精神科医のフランコ・バザーリアはゴリツィア県立精神病院に院長として赴任。そこでは患者は非人道的な処遇を受けており、まるで牢獄のようであった。自由こそ治療だとの信念のもと、病院の現状を変えようと、ゴリツィア県の行政当局とぶつかりながら苦心するバザーリア。しかし外出の自由を認め一時帰宅していた患者が殺人事件を起こし、バザーリアは病院を追われる。1971年、トリエステ県代表のミケーレ・ザネッティの依頼を受け、口出ししないという条件で県立サンジョヴァンニ病院長に就任。病院を縮小し、24時間開かれる精神保健センターに機能を移していく。病院だけでなく政府にも働きかけ、ついに1978年、精神科病院を廃止する新しい精神保健法(180号法)が成立。患者たちは人間として復権を果たす。

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作品データ

原題
C'ERA UNA VOLTA LA CITTÀ DEI MATTI
製作年
2010年
製作国
イタリア
初公開日
2016年11月19日
上映時間
198分
製作会社
Ciao Ragazzi Rai Fiction
ジャンル
伝記ヒューマンドラマ


[c]キネマ旬報社