散歩する侵略者|MOVIE WALKER PRESS
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散歩する侵略者

2017年9月9日公開,129分
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黒沢清監督が、劇団イキウメの人気舞台を映画化したミステリアスなドラマ。とある町を襲った異変によって、“侵略者”に乗っ取られ、まったくの別人になってしまった夫に困惑する女性や、事件の真相を追うジャーナリストらの姿が描かれる。ヒロインの鳴海を長澤まさみ、その夫を松田龍平、ジャーナリストの桜井を長谷川博己が演じる。

予告編・関連動画

散歩する侵略者

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

鳴海と不仲だった夫・真治が数日間の行方不明の後、まるで別人のようになって帰ってきた。急に穏やかで優しくなった夫に戸惑う鳴海をよそに、真治は毎日散歩に出かけていく。同じ頃、町では一家惨殺事件が発生し、奇妙な現象が頻発するようになる。町を訪れたジャーナリストの桜井は取材中にある真実に気づくが、町は不穏な世界へと変わっていく。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2017年
製作国
日本
配給
松竹=日活
上映時間
129分

[c]2017『散歩する侵略者』製作委員会 [c]キネマ旬報社

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映画レビュー

3.2
  • Movie Walkerユーザー

    3
    2018/9/1

    宇宙人が地球侵略のためにやってくる。信頼出来るパートナー「ガイド」として一人人間をつけ、それ以外の人間から家族、仕事、邪魔等の様々な概念を奪っていく。概念を奪われた人間達は狂っていき地球侵略は順調に進み始めたが、最後に愛の概念を奪った宇宙人はそれにより侵略をやめる。後遺症の残る患者達が多いが徐々に回復していくという人間の生命力や逞しさ、愛の偉大さを感じさせる風のハッピーエンド。

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  • 秋楡

    5
    2018/3/5

    3回見たのですか3回とも同じシーンで泣きました。
    また、最大の謎は東出昌大さん。同時期の話としてスピンオフが作られましたが、こっちにも東出さんが出てて違う職業で出演されてました。彼は双子という設定だったのだろうか。
    何度見ても飽きずにジーンと来る映画。大好きです。

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  • 絶対色気値

    5
    2018/2/8

    夫婦の話と思いきや宇宙人が地球を侵略する展開になり夫婦の絆で終わる。と書くと、よくあるハリウッド的SFかと思う。でもこの映画にはまったく異なる趣がある。

    まず物語でキーになるのが、その侵略方法だ。向かい合う相手の心に忍び込み、仕事なら「仕事」という概念を盗む。取られてしまった地球人はその概念が欠落し廃人のようになってしまう。概念を持たない宇宙人はそのように地球人から盗んでじわじわと侵略していく・・・という「概念を盗む」侵略方法だ。
    概念を盗むという発想が黒沢清風であり斬新だった。原作の前川知大は以前より黒沢清ファンだったというのだから、なるほどと納得。

    ツッコミどころはいくつもある。宇宙人から侵略された旦那が教会で牧師から愛の説教を受けるシーンがある。奥さんは宇宙人の旦那をほおっておいて何してるんだよ、そのままいったら牧師が抜け殻にされてしまうじゃないかというツッコミどころ。地球を壊滅しようとしているにしては宇宙人は弱すぎないかというツッコミどころなどなど。
    しかしこの映画にはそういう弱点を超えた魅力がある。

    夫婦が街を歩くシーンがある。背景に通行人が行きかう日常的な風景。しかしそのシーンを観たときに、現実のシーンなのに映画の虚も意識してしまうほどの斬新な違和感を感じた。黒沢監督が描く「概念を盗む」という本質的なテーマで頭がクラクラしていたせいかもしれない。

    こんな映画観たことない。

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