散り椿|MOVIE WALKER PRESS
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散り椿

2018年9月28日公開,112分
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直木賞作家・葉室麟の時代小説を岡田准一主演で映画化した人間ドラマ。妻の願いを叶えるために故郷へ戻った男が、不正をただすための戦いに挑む姿が描かれる。カメラマンとして数々の名作を手がけてきた名匠・木村大作が3度目の監督業に挑戦。『蜩ノ記』などでメガホンを握った小泉堯史が脚本を務める。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

藩の不正を訴えるも、認められずに故郷を離れていた新兵衛は、病に倒れた妻の願いもあり、故郷へ戻ることに。妻の願いは、かつての友である平山道場の采女を助けてほしいとのことだったが、采女とは離郷に関わる大きな因縁があった。藩の不正事件の真相を突き止めようとする新兵衛はある確証を得たことで、采女と対峙することになる。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2018年
製作国
日本
配給
東宝
上映時間
112分

[c]2018「散り椿」製作委員会 [c]キネマ旬報社

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映画レビュー

3.6
  • お水汲み当番

    2
    2020/7/19

    一言で言うと勧善懲悪の話なのですが、いろいろケレンを持たせては人を斬る、という造りになっています。
    数々の殺陣のシーンは、それはもう芸術的に美しいです。
    撮影カメラマンが監督業に進出して、撮りたい絵をこだわり抜いて撮っては並べたという映画なのでしょう。

    こだわり。
    その中には、剣と剣がぶつかって刀が歯こぼれするというリアルな点までが含まれているのだと思います。

    でもストーリー的には、どうよ、と思うのですね。

    お話はケレンだらけでグシャグシャで、爽快感がありません。

    そういうわけで、この映画は、殺陣を鑑賞するための映画というべく、もしかしたら外国人に日本の美・あるいは芸術の深さを感じさせる意味でなら、値打ちのある映画なのかも知れません。
    外国で公開されるのなら、の話ですけどね。

    映画において、ケレンは必要最小限に留めないと、観ている側が困惑するだけの作者サイドの自己満足に陥りかねないのだな、と感じました。

    そのほか、浪人時代の岡田准一の贅沢きわまりない暮らしぶりや、奥様の娘じみた服装について、時代考証の人は違和感を感じなかったのでしょうか。
    若殿の初めてのお国入りが、馬に乗って、わずか数騎で……なんていう、およそあり得ない構図を、どうして許してしまったのでしょうか。
    私はあらゆる部分に違和感を感じ、背中がモゾモゾしましたよ。

    しょせん監督の器でない、単なる撮影カメラマンのこだわり映像集に過ぎない、と醒めた目で観るしかありませんでした。

    ※告知※ 今後、私のレビューは「映画コム」のほうに順次移行し、ムービーウォーカーに書いていたものは、移行終了後に削除することにしております。ご了承ください。

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  • Movie Walkerユーザー

    5
    2019/1/10

    葉室麟さんが描く侍の生き様が好きで、映画を見てがっかりしたらどうしよう・・と思っていましたが、原作がそのまま映画になったのではなく、それぞれの登場人物の心の動きが美しい映像とともに心に迫ってくる感じで小説とは別の世界観がありました。参道での殺陣のシーンはリアルでそこまでしなくてもと思いつつ見ておりましたが、血に染まった新兵衛の顔を見て宿敵石田玄番の「鬼か・・」という一言でしっくりと腑に落ちました。全ての敵を切り去った後、雨が降り注いでその血を洗い流して、救われたような気持ちになりました。他に、散り椿の前で新兵衛と采女がお互いの引っかかっていたことをさらけ出して剣を交えるシーンは新兵衛のそれまでの葛藤が垣間見えてよいシーンでした。

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    ネタバレあり
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  • Movie Walkerユーザー

    5
    2018/11/3

    素晴らしい絵画の様な映像に心に染み入る音楽、そして岡田の演技力。全てに魅せられました。日本人で良かったと思える良作です。

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