
レイチェル・ワイズ
デボラ・E・リップシュタット
ナチスによる大量虐殺はなかったと主張するホロコースト否定論者とユダヤ人歴史学者が裁判で争い、世界中の注目を集めた実在の事件を映画化した法廷ドラマ。アメリカの法廷での戦い方との違いに戸惑いながらも、勝利のために歴史の真実に迫っていくヒロインをレイチェル・ワイズが演じる。監督は近年はドキュメンタリーを数多く手がけているミック・ジャクソン。
※結末の記載を含むものもあります。
ユダヤ人女性の歴史学者リップシュタットは講演で、大量虐殺はなかったとするイギリスの歴史家アーヴィングの“ホロコースト否定論”の主張を真っ向から否定。だが、その場に居合わせていたアーヴィングは名誉毀損で彼女を提訴する。訴えられた側に立証責任がある英国の司法制度にのっとり、リップシュタットはホロコースト否定論を打ち崩すため、歴史の真実の追求を始める。
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