ビブリア古書堂の事件手帖|MOVIE WALKER PRESS
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ビブリア古書堂の事件手帖

2018年11月1日公開,121分
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三上延によるベストセラー小説を黒木華主演で映画化したミステリー。鎌倉の片隅に佇む古書店「ビブリア古書堂」の店主・栞子と店を手伝うことになった青年・大輔が、大輔の祖母が遺した夏目漱石の本に記されたサインと、太宰治の希少本にまつわる秘密に迫っていく。栞子に思いを寄せる青年を野村周平が人間味豊かに演じる。

予告編・関連動画

ビブリア古書堂の事件手帖

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

鎌倉にある古書店の店主・栞子は本の知識に長けているだけでなく、優れた洞察力と推理力を持ち、大輔という青年が持ち込んだ夏目漱石の「それから」に記された祖母のサインの謎を解き明かす。以来、大輔はそこで働くようになり、栞子にひかれていく。そんなある日、謎の人物が彼女が大切に保管している太宰治の「晩年」を奪おうとする事件が起きる。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2018年
製作国
日本
配給
20世紀フォックス映画=KADOKAWA
上映時間
121分

[c]2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会 [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    藤光

    2.0
    2020/9/23

    鎌倉の古書店、切り通し、名作ツィゴイネルワイゼンに繋がるような文学的雰囲気は、本好きの観客の興味をそそる。設定は見事だが、残念ながら脚本家が本好きでなかった所に、この作品の致命的欠陥がある。とりわけラストで「晩年」を海に投げ入れたシーンは、本好きにとってとても受け入れられるものではない。古本屋を荒らされた時に警察を呼ばなかった事もリアリティに欠ける。演技陣は皆味のある良い仕事をしていたが、野村周平はミスキャスト。黒木華と成田凌は人物造形に成功。特に成田は時折垣間見せる狂気に凄みがあり、これからも楽しみ。過去の祖母たちの恋物語(食堂の若い妻を小説家志望の金持ちのボンボンが誑かして子供まで作り、コックの夫はその娘を我が子と断定し、駆け落ちしようとした妻を引き留めるという、一歩間違えればドロドロの愛憎劇)は、夏帆と東出昌大の魅力によって、美しい純愛物語になった。ツィゴイネルワイゼンの一つの変奏として読み取ると、深い映像体験に繫がる。脚本の欠陥により野村周平が役になりきれなかったのは不運だが、もともと彼のニンではない役柄であり、もう少し文学的な役者を配すべきであったろう。文学的な役者が本を読めない役をやるからリアリティが出るのであり、本を読めない役者が本を読めない役をやっても薄っぺらにしかならないものだ。名作になったかも知れないだけに残念。湘南の海のショットは素晴らしい。文学を感じた。

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  • rikoriko2255

    NOFEARRR

    1.0
    2019/11/1

    とりあえず、警察行けよ。
    東出、安定の棒読み
    犯人、出てきた瞬間に解る

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    ネタバレあり
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  • rikoriko2255

    門倉カド(映画コーディネーター)

    2.0
    2018/11/21

    【賛否両論チェック】
    賛:ストーリーが現在と過去とを行き来しながら、本にまつわる秘密を紡いでいく様が、不思議であり文学的。本から謎を解いてしまう栞子の推理も面白い。
    否:展開はかなり早い段階で読めてしまうので、ミステリーとしての意外性は皆無。登場人物達の言動も、やや浮世離れしているか。

     ミステリーなんですが、どこか浮世離れしているといいますか、文学的といいますか、なんとも不思議な世界観のお話です。祖母にまつわる事件がきっかけで、本が読めなくなってしまった大輔。そんな彼の祖母の秘密を、たった1冊の本から解き明かしてしまう栞子の推理は、やはり圧巻です。
     そして物語が現代と50年前とを行ったり来たりしながら、夏目漱石の「それから」と太宰治の「晩年」、2冊の本に深く関わる因縁が今昔双方の観点から描かれていくのも、また味わい深いものがあります。
     ただ物語全体のストーリーは極めて単純で、かなり早い段階から
    「もしかして、こういう展開かな・・・?」
    と思ってしまった通りに話が進んでいくので、その辺りの痛快さは全く無いのが難点です。また、「『本』というものへの執着」という点から観ても、どうしても一般大衆的な視点からは、
    「えっ・・・そこまでする・・・?」
    なんて感じてしまう部分もあると思います。
     世界観への好き嫌いは勿論、原作ファンから観る好き嫌いも非常に分かれそうな作品ではありますが、まるで純文学のような世界を、是非堪能してみて下さい。

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  • rikoriko2255

    コージィ

    2.0
    2018/11/6

    『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』の三島 有紀子監督らしい、ほんわかした世界で役者が見せる「間」の演技を生かす演出でしたが、本作ではそれが逆に悪手に。

    犯人が出てきた瞬間にわかる。
    実に浅い、犯人の動機。
    なぜ執着し、殺意を抱くまでに心が歪んだのかの説明不足。

    CMや予告編でさんざん露出していた「祖母の恋愛」に重きが置かれていたために、 現代の主人公たち(大輔と栞子)の心の動きに割かれる時間が少なく、まったく感情移入するとっかかりがないのがマイナス。

    おまけにクライマックスでは、主人公たちと犯人の3人とも頭が悪すぎ。
    カーチェイスなんかも意味不明。
    あんな行為で解決しないでしょ?みたいな落ちだったし。

    ミステリーでもなく、サスペンスでもなく、恋愛ものでもなく、キャラ萌えでもなく。
    すべてにおいて、何をしたい作品だったのか、よくわからないまま終わりました。

    そして本作の展開では、栞子が「古本から持ち主の秘密をすべて見抜く」という設定が、生きていなかったと思います。

    「本から犯人の動機やその動機に至る因果関係を見抜いて、『あなたの執着は間違ってるんですよ』と指摘して、犯人の自我を崩壊させて(または反省させて)解決する」くらいの展開じゃないと、この設定自体が存在するのがおかしくないか?と首をひねる結果になりました。

    ただ、あくまでも推測ですけれど、監督なりの自分が得意な方向性にもっていこうとしたのと、プロデューサー側のジャッジが拮抗して、どうにもならなかったところに着地したような印象のフィルムで…

    剛力彩芽のテレビドラマ版より、主人公たち(大輔と栞子)の外見は原作寄りにして、幾分はマシなものの…
    盛り上がらず、楽しめず。
    残念でした。

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  • rikoriko2255

    とりころーる

    4.0
    2018/11/3

    鎌倉の町並みはさほど出てこないが、純文学を推理小説仕立てにしたところに妙味がある。夏帆さんの演じる薄幸な女性に、個人的にはとても感動した。

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