願いと揺らぎ
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願いと揺らぎ

2018年2月24日公開、147分、ドキュメンタリー/社会派/ヒューマンドラマ
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宮城県南三陸町の漁村・波伝谷に密着し、東日本大震災までの3年間を追ったドキュメンタリー「波伝谷に生きる人びと」の続編。被災後、住民たちの復興への願いとそれぞれの立場と思いからくる心の揺らぎを、伝統行事“お獅子さま”復活の過程を交えて映し出す。監督・撮影・編集は「波伝谷に生きる人びと」の我妻和樹。『山形国際ドキュメンタリー映画祭2017』インターナショナル・コンペティション入選作。

ストーリー

宮城県南三陸町の小さな漁村・波伝谷。その震災までの3年間の日常を追ったドキュメンタリー「波伝谷に生きる人びと」から1年後。津波によって集落が壊滅し、コミュニティが分断された波伝谷では、ある若者の一声から地域で最も大切にされてきた行事“お獅子さま”復活の気運が高まっていた。それは先行きの見えない生活のなか、人びとの心を結びつける希望となるはずであった。だが、波伝谷を離れて暮らしている人、家族を津波で失った人、様々な立場の人がお獅子さま復活に想いを寄せる一方で、集落の高台移転、漁業の共同化など、多くの課題に直面して足並みは一向に揃わない。震災によって生じたひずみは大きく、動けば動くほど人びとの想いはすれ違ってゆく。何が正解なのかも分からぬまま、摩擦や衝突を重ねるなか“お獅子さま”は復活する……。時は流れ、仮設住宅から高台へと居を構え、波伝谷で生きることを決意した若者は、改めて当日の地域の混乱と葛藤を振り返る……。

予告編・関連動画

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予告編

2018/1/22(月)更新

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作品データ

製作年
2017年
製作国
日本
配給
ピーストゥリー・プロダクツ
初公開日
2018年2月24日
上映時間
147分
製作会社
ピーストゥリー・プロダクツ
ジャンル
ドキュメンタリー社会派ヒューマンドラマ


[c]キネマ旬報社