宮野真守
ハルオ・サカキ
日本だけでなく世界中で人気の怪獣ゴジラ。同シリーズ初の長編アニメ作品となる劇場版3部作の完結編。人類なき後、2万年もの間、地球を支配してきたゴジラと、彼らと対峙する人類との戦いが描かれる。「魔法少女まどか☆マギカ」の虚淵玄がストーリー原案と脚本を担当し、3DCG作品を得意とするポリゴン・ピクチュアズがアニメーション制作を手がける。
※結末の記載を含むものもあります。
武装要塞都市“メカゴジラシティ”によるゴジラ・アースへの攻撃は失敗。ビルサルドとの関係は悪化し、ハルオの幼なじみのユウコが脳死状態に陥るなど、人間たちの間には敗北感と虚無感が広がっていく。しかし、エクシフの大司教メトフィエスはハルオが戦いに生き延びたことが“奇跡”であると唱えて信者を増やし、次の手を打とうとする。
ハルオ・サカキ
メトフィエス
ユウコ・タニ
マーティン・ラッザリ
アダム・ビンデバルト
ムルエル・ガルグ
マイナ
ミアナ
エリオット・リーランド
リルエル・ベルベ
ウンベルト・モーリ
ハルエル・ドルド
エンダルフ
ハルカ・サカキ
アキラ・サカキ
監督
監督
脚本、ストーリー原案
音楽
副監督
副監督
キャラクターデザイン原案
CGキャラクターデザイン
プロダクション・デザイン
プロダクション・デザイン
美術監督
造形監督
音響監督
色彩設計
[c]2018 TOHO CO., LTD. [c]キネマ旬報社
主人公吹っ切れて、本人は納得の選択だろうね。その先は残念だったけど。。。沢山背負いすぎた真面目過ぎた主人公でしたね。実写と比べてアニメは破壊力は無限なのでスケールが大きくて面白かった。
【賛否両論チェック】
賛:絶望的な状況下で、人類の怒りと憎しみに呼応するかのように降臨する絶対神・ギドラと、それを取り巻く登場人物達それぞれの思惑が交錯し、最後の戦いが繰り広げられていくのが印象深い。
否:前作までの知識は必須。ストーリーが非常に難解かつ宗教色もかなり強いので、好き嫌いは極端に分かれそう。
前作までのあらすじは全く説明してくれないので、予備知識は必要不可欠です。
メカゴジラをも凌駕され、もはやゴジラに対抗する術をなくした人類に対し、「神による救済」を説くエクシフのメトフィエスと、その手引きによって文字通り異次元から姿を現し、圧倒的な力を持ってゴジラに終焉をもたらそうとする絶対神・ギドラ。怪獣同士の戦いに加え、主人公・ハルオとメトフィエスそれぞれの思惑も交錯し、人類の存亡を賭けた戦いの最終章が紡がれていきます。
ただ今回の内容は非常に宗教的な内容も多く、かつその理論は理屈で理解しようとすること自体がナンセンスなほど、とても難解なものです。人によっては、
「何それ!?そんなの有り!?」
・・・ってなってしまうかも知れません(笑)。
シリーズのファンですら賛否が分かれそうな終わり方ではありますが、前作まで観てきた方は勿論のこと、気になった方も是非。