マンダレー スター ミャンマー民族音楽への旅:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
マンダレー スター ミャンマー民族音楽への旅
マンダレー スター ミャンマー民族音楽への旅
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マンダレー スター ミャンマー民族音楽への旅

2018年6月30日公開、90分、ドキュメンタリー
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写真家、作曲家、映画プロデューサーとして活動する川端潤が「Beauty of Tradition ミャンマー民族音楽への旅」に続きミャンマー音楽を取り上げたドキュメンタリー。マンダレーで出会ったピューという少女が歌う楽団一家の姿を映し出す。

ストーリー

ヤンゴンでミャンマー特有の21個の音階のある太鼓、サインワインを手に入れた。それを大きな風呂桶みたいな綺麗に彫刻された木枠にぶら下げるのだが、ヤンゴンでは木の外枠は手に入れられず、マンダレーでしか手に入らないと言われた。それを探すのがこの旅の目的だった。マンダレーでサインワインの工房にたどり着くと、5人の家族がコツコツと働いていた。その後ふと立ち寄ったサインワイン楽団の一家が、ストーリーを先に進めてくれた。ピューという女の子が歌い、サインワインを叩く。これはいいなと思い、ピューの一座の録音をすることになった。太ったオバサンが怠惰な感じで座って歌う。男はぶら下がった大きなゴングを、ゆっくりとフラフラしながら叩く。舞台袖で女たちが化粧をし、男たちはキンパという噛みタバコを噛む。怪しく、綺麗でチープなテントは紙でできている。テントの外側には無数の電球があり、オレンジ色の光がピカピカ点滅している。村の金持ちがお金を出し、地元の人々を集めて寄進祭をしており、ピューの楽団は夕方から夜中の1時ごろまで演奏する。伝統音楽とポップス、サインワインとエレクトリックベース、伝統音楽とロック、洗練とカオス、トラディショナル音楽とアイドル……ピューはトラッドアイドルなんだと思った。ピューが革ジャンを着てよくある感じのロックを歌う。岸野雄一さんが「こういう女、よくいるんだよな」と言う。コメディアンが盛り立て、ドリフの頭に金ダライが落ちてくるのと同じようなシーンが展開する。ここには昭和のニッポンのような、昔の素直な笑いがある。世界は急速に動いているのに……。

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ニュース

作品データ

製作年
2018年
製作国
日本
配給
プロジェクトラム=エアプレーンレーベル
初公開日
2018年6月30日
上映時間
90分
製作会社
プロジェクトラム=エアプレーンレーベル
ジャンル
ドキュメンタリー

[c]株式会社プロジェクトラム
[c]キネマ旬報社