エリック・カラヴァカ
Gilles
1960年代から意欲的な作品を発表し続けるフランスの名匠フィリップ・ガレル監督作。哲学教師ジルと教え子アリアーヌが同棲する家に、ジルの娘ジャンヌが転がり込んでくる。同い年のジャンヌとアリエンヌは、父として恋人として、それぞれの愛をジルに求める。監督・脚本のフィリップ・ガレルをはじめ、共同脚本のジャン=クロード・カリエール、キャロリーヌ・ドリュアス=ガレル、アルレット・ラングマン、撮影のレナート・ベルタ、編集のフランソワ・ジュディジェ、音楽のジャン=ルイ・オベールといった「パリ、恋人たちの影」のスタッフが再集結。出演は「ストーン・カウンシル」のエリック・カラヴァカ、「君の名前で僕を呼んで」のエステール・ガレル、フィリップ・ガレルが教鞭をとる国立高等演劇学校の教え子だったルイーズ・シュヴィロット。
大学の教え子アリアンヌ(ルイーズ・シュヴィロット)と同棲している哲学教師ジル(エリック・カラヴァカ)。ある日、恋人にふられ自暴自棄になったジルの娘ジャンヌ(エステール・ガレル)が転がり込んでくる。3人の共同生活が始まり、同い年のジャンヌとアリエンヌは、愛について性欲について、ジルには言えない秘密を語り合う。そんな女たちの間に生まれる共犯関係にも似た奇妙な絆。しかし、父として恋人として、それぞれの愛をジルに求めるふたりの間には、やがて友情だけではない感情が生じ始める……。
監督、脚本
脚本
脚本
脚本
撮影
音楽
編集
音響
[c] 2016 Guy Ferrandis / SBS Productions
[c]キネマ旬報社