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2019年4月5日公開,132分
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ジョージ・W・ブッシュ政権において、アメリカ史上最も権力を持った副大統領と言われるディック・チェイニーの恐るべき素顔を描く社会派ドラマ。クリスチャン・ベールが体重を20キロ増量し、髪の毛を剃って眉毛を脱色するなど、徹底した役作りでチェイニーになりきり、第76回ゴールデン・グローブ賞では主演男優賞を受賞した。

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予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

型破りな下院議員ラムズフェルドの元で政治の表と裏を学んだチェイニーは、次第に魔力的な権力の虜に。そして、大統領首席補佐官、国務長官を経て、ジョージ・W・ブッシュ政権下で副大統領に就任。“影の大統領”として、2001年9月11日の同時多発テロ事件では大統領を差し置いて危機対応にあたり、国をイラク戦争へ導いてしまう。

作品データ

原題
VICE
映倫区分
G
製作年
2018年
製作国
アメリカ
配給
ロングライド
上映時間
132分

[c]2018 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All rights reserved. [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    Rebiwie

    1.0
    2020/11/20

    よく太った

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  • rikoriko2255

    お水汲み当番

    5.0
    2020/7/19

    権力とカネの亡者。
    チェイニー元副大統領を一言で評するなら、この言葉がふさわしいのでしょう。

    他人がどれほど死のうが良心のカケラもとがめない、クズ中のクズ人間。
    こいつが率いる「戦争産業」「石油産業」の儲けのために、いかに政府を乗っ取り、独裁権を行使したか。

    クリスチャン・ベールの名演技によって、克明に描かれている映画でした。

    911テロを受けて、テロの犯人であるアルカイダと無関係なイラクを相手に、アメリカは開戦します。
    狙いはイラクの油田地帯の権益をぶん獲り、山分けすることです。

    開戦の口実は「大量破壊兵器が存在すること」でした。
    完全なデッチアゲでしたが、パウエル国務長官に国連でデタラメな演説をさせ、開戦へと持ち込みます。
    パウエルは、この演説が人生で一番嫌な仕事だったと述懐しています。

    この演説中、実際にはイラクにいくらでもいる単なるチンピラの一人に過ぎないザルカウィの名前を挙げて、「イラクにもアルカイダの手先がテロ組織を拡げている」とことさら危険をアピールしたため、ザルカウィは周囲から過剰な注目を集め、テロリスト志願者が勝手に押し寄せるようになり、1年で本物のテロ組織「イスラム国」が出来上がってしまいます。

    反米を後押ししたのは、またしてもアメリカ自身だったという構図です。

    チェイニーは、政府に入るにあたって、CEOを務めたハリバートンから超巨額の退職金を受け取りますが、副大統領に就任後、同社と随意契約を繰り返し、数十億ドルの契約を同社に与え、ハリバートンの業績は急上昇、株価も5倍に値上がりしたとのこと。

    こういう映画を観て、思うのです。
    民主主義体制というのは、それを悪用する人間が出てこないことを前提にしている体制です。

    そのために極悪人を排除する装置が選挙という制度ですが、本物の極悪人なら、この制度を悪用しようと思えばいくらでも悪用できるのだという警鐘なのだろうと感じたのでした。

    たった一度や二度の選挙で、人に全権を与えてしまう制度の弊害が、アメリカにせよ韓国にせよ、明白になってきた昨今、日本のように、何度も選挙のチェックを受けてきた人間だけしか権力の頂点に到達することができない議院内閣制度のほうが、実は民主主義の制度として優れているのかも知れないと考えさせられました。

    直接民主制の「国民投票」によって、英国がBREXITでどれほど悲惨な状況に陥ったか。
    韓国がローソク革命でどれほど酷い売国奴を大統領に選んでしまったか。

    そしてこの映画のディック・チェイニーが、たしかに選挙を戦ったのは事実ながら、その選挙はブッシュ大統領の後ろにコソコソ隠れて当選しただけに過ぎないこと。

    こういう事例こそが、直接民主主義の陥穽なのだと再認識させられたのでした。

    ※告知※ 今後、私のレビューは「映画コム」のほうに順次移行し、ムービーウォーカーに書いていたものは、移行終了後に削除することにしております。ご了承ください。

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  • rikoriko2255

    nastika

    4.0
    2020/7/15

    「あの戦争は作られたものだった」。チェイニー副大統領を描きながら、本質は現政権への警鐘。リベラルに寄りすぎ感はあるけど、自国の内情を晒しながら問題提起する姿勢はすごいな、、
    クリスチャン・ベイルを中心とした各役者の役作りの素晴らしさ。個人的にはサム・ロックウェルのブッシュ元大統領がツボ。めちゃくちゃ似せてるのにチンパンジーレベルとして扱ってるのが、、(笑)

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  • rikoriko2255

    seapoint

    3.0
    2019/5/27

    C.ベールをはじめ皆、怪演!
    役者の熱意、研究、考察によって酷似することが可能なのかと思うほど。
    ハリウッドではウエイトコントロールはもはや常識。

    ブッシュだからチェイニーもあの立ち位置で思う存分できたに違いない。
    残念ながら学生時代からみても生まれ持ったリーダー格ではない。インターンから「忖度」に関して自分の進路に関しての臭覚が長けてくる。

    敬う、慈愛、謙虚の温度がアメリカは低いよなぁ。ブッシュのフセイン嫌い的な嗜好からの証拠なしの襲撃。「記者たち」を併せて観ると理解に緩和される。

    口数少ない参謀的な方が世界を動かしやすいのかも。皆の目を他に向けて虎視眈々。パウエルなんて世界的なつるし上げである。

    それにしてもC.ベイルは本当に凄まじい役作りである。今後どうなっていくんだ。ブッシュ扮するS.ロックウエルのお惚けぶりも滑稽。

    資源、技術、人口が揃いアメリカのリーダーは世界のリーダー、さぁこれはいつまで続く?

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  • rikoriko2255

    ぺこす

    3.0
    2019/4/16

    アナーキーな、アメリカらしい映画だなと。『アメリカン・ハッスル』を彷彿とさせるクリスチャン・ベールの役者っぷりもすばらしい

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  • rikoriko2255

    4.0
    2019/4/11

    かなりシニカルな作品です。
    物語は進んで行くけれど、それを解説する第三者の視点。差し込まれるワンショットが、相当ね。
    まぁ、その第三者の存在自体が、かなり・・ですけど。
    上手いんですよ。
    映画としては、誰に偏ることなく真実を描いて居るようで、第三者の存在を借りてコミカルに否定して来る。

    最近見た性差別なんかも時代的に関わっている。遠い国とは言え、無関心ではいられない強大な国の政治が、こんな事になっていたなんてね。
    まぁ、あのジュニアはあちこちで散々言われてきてますけど。
    ここで止めて置けば良いのに・・って手の込んだ皮肉たっぷりですね。

    Christian Baleの変身ぶりは毎度見事ですが、今さら驚かないですよね。彼ならこの位やるだろう・・と。流石でした。

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  • rikoriko2255

    コージィ

    5.0
    2019/4/8

    まず、今作にはエンドロールが3回あるので、最後まで席を立たないように

    ジョージ・W・ブッシュ(ブッシュjr)政権下における、副大統領だったディック・チェイニーという、「権力に固執・陶酔した政治家が国を私物化する」姿を描かれているのですが、たまらなく面白くて怖い。
    目的は金ではなく、思うままに国を操ることに喜びを見いだしてしまった男……
    頭は切れるが、思想の偏りが過ぎ、支援者・お友達だけ優遇する、バカに権力を与えることの恐ろしさ…
    石油利権の為に、悪名高きイラク戦争を仕掛け、さらには結果的に「ISIS」を生み出してしまった経緯を描写。

    そして、トランプも含めて、ある日「困った大統領が突然登場するわけじゃない」ことと、「腐敗は連綿と続いてきた、近くはニクソンの時代から」という指摘。

    コメディ出身監督による、ブラックユーモアに溢れた、風刺の効いた演出に痺れました。

    『記者たち』と併せて観ることをおすすめします。

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  • rikoriko2255

    tom

    3.0
    2019/4/7

    イラク戦争のアメリカ政府のウソを題材にするのは
    いろんな作品で観ているので新鮮味はないけど
    チェイニー副大統領を中心人物に据えるのは
    もの凄く新鮮でした。
    そういった意味でも、この作品はストーリーよりも
    俳優のなりきり度、演技力、存在感を
    見せつけてくれる作品だったと思います。
    アカデミー賞ノミネートとなった
    主演男優のクリスチャン・ベール
    助演男優のサム・ロックウェル
    助演男優のエイミー・アダムスはさすがの演技力でした。
    ベールのチェイニーはコワいくらいにチェイニーでした。

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  • rikoriko2255

    shiron56158431

    5.0
    2019/3/24

    運命の歯車が噛み合って生まれたモンスター!

    当時ニュースで見た程度の知識しか無いうえに、
    めまぐるしく変わる時系列に振り回されて、展開についていくのがやっとでした(^^;;
    いや…展開と言ってもベースは史実なので。
    時代背景や相関図、力関係などがわかっていたら更に100倍は楽しめたのではないかと思うと、自分のバカさ加減が悔しいです。(>_<)

    でも、ハードルが高くて、見る人を選ぶ映画かと言うと、決してそうではなく
    エンタメとしての面白い仕掛けがたっぷりあって、スピーディで息つく暇なくドキドキハラハラ☆
    頭の中も、相当忙しかったです。
    「なるほど!これがニュースで見てた、あのスピーチに繋がるのか!!」
    と思うと同時に、頭の中で当時の記憶が蘇り…
    あの頃は「アメリカが言うんだから、核兵器はきっとあるんだろう。」と信じていたなぁ。(-.-;)

    テロを許さない強硬な姿勢は必要だと思うけれど
    まさか裏で、こんな風に物事が決定していたとは!!驚きの連続でした。
    もちろん、おおいにフィクションの部分もあるのでしょうが、何故“今”この映画を作ったのかが、わかった気がしました。

    民主主義で選ばれたリーダーに、権力が集中する恐ろしさ。
    これでは、民主主義の根底を揺るがす独裁者と変わりない!!
    皆んなが選んだ人だからって、何をしても許されるのか??(許されるんですね、これが)
    チェイニーに至っては直接有権者に選ばれた訳でもないのにっ!
    そんな得体の知れない人が好き勝手に法律を捻じ曲げて牛耳れるシステムが、今でも存在しているなんて。。:(;゙゚'ω゚'):

    この映画、ブッシュ政権を描いているようでいて、トランプ政権へ警報を鳴らしているのではないでしょうか?

    そう考えると、この映画でのチェイニーの描かれ方にも、すごく納得がいきます。

    普通、歴史的人物ソックリさん映画は、その人に焦点を当てて、意外な一面や葛藤を描き出したりするものですが…
    このチェイニーに関しては、人物への焦点がハッキリせず、終始、得体の知れない人物として描かれているようで、見ていてすごく違和感がありました。
    家族の為に政界を退くくだりがあるのですが(←ここの演出が楽しくて大好き!!)
    かと言って、内なる葛藤が描かれるでもなく。。。

    まあ、そもそもが恋人に見限られない為に頑張って政界に入っただけなので、理念も主義も主張も無いのだから、フォーカスの当てようも無いですね(^◇^;)
    ラムズフェルドと出会った事で、すくすくとモラルの無い政治家に育ち、
    ブッシュと出会った事で自由に出来る権力を与えられてしまった。

    三人に出会ったことで生まれたモンスター。

    家族が安心して眠れる為には、多くの人々の運命を変えようが、命を奪おうが、何でもない。
    こんな人物が権力を持ててしまう恐怖が際立ちます。
    二代目チェイニーがホワイトハウスですくすく育っているかもしれないですね。

    『ゼロ・ダーク・サーティ』の時も感心しましたが
    まだ記憶に新しい出来事で、主人公をはじめ登場人物の多くがまだ生きているのに、こんな映画を作っちゃえるところが本当にすごい!

    お気に入りのシーンとしては、電話のシーンが印象的でした。
    執務室から嫁に電話するシーンが、とっても可愛い。(*´&#42163;`*)
    嫁に褒めて欲しくて、頑張ったんだね。
    ラムズフェルド師匠に最後の電話をするシーンも、グッときました。

    そして、切れ者の嫁がすごい!
    飲んだくれ男の素質を見抜いて、自分が叶えなれない政治家の夢を託したのなら、かなりの策士。
    時代が違えば、本人が立候補していただろうし、娘も不本意な嘘をつかなくて済んだのではないかと思う。
    娘のカミングアウトのシーンでは、家族を第一に考える夫との対比が素晴らしい。
    保守的な地域のなかで時代と戦った嫁目線の映画があっても面白いと思いました。

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  • rikoriko2255

    regency

    3.0
    2019/3/18

    アダム・マッケイらしいブラックコメディだが、今回はブラック度がキツすぎて、あんまり笑えなかったというのが正直な感想。
    個人的には『俺たちニュースキャスター』や『アザーガイズ』といった、全編おバカな作品が好み。といっても両方ともブラック度はそうユルくないが。

    役者バカのクリスチャン・ベールは相変わらず文句のつけようがないが、ラムズフェルドを演じたスティーブ・カレルも、もうすっかり演技派に。
    ちょいちょいメタネタを入れるマッケイ演出も、今回はエンドクレジットで強烈なのをかましてくれる。

    いろんな人が言っているが、こうした映画は日本で作るのはムリ。
    もし作ったとしても、政治家の失言集みたいな薄い内容になりそうだけど。

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