小栗旬
太宰治
世界的な写真家であり、『さくらん』『ヘルタースケルター』などで映画監督としても活躍する蜷川実花が、構想に7年を費やし、天才作家・太宰治と彼を取り巻く3人の女性のスキャンダラスな関係を映画化。小栗旬が主人公の太宰に扮し、その妻を宮沢りえが、愛人を沢尻エリカ、最後の女・富栄を二階堂ふみが演じる。
※結末の記載を含むものもあります。
身重の妻・美知子と2人の子どもがいながら恋の噂が絶えず、自殺未遂を繰り返す太宰治は、その生き方から、文壇には嫌われながらも、ヒット作を連発していた。2人の愛人からは子どもが欲しいと迫られる狂った日々を送る中、才能を信じる妻には叱咤され、自分にしか書けない人間に失格した男の物語を執筆していく。
太宰治
津島美知子
太田静子
山崎富栄
佐倉潤一
太田薫
伊馬春部
三島由紀夫
坂口安吾
監督
脚本
製作総指揮
製作総指揮
製作代表
製作代表
製作代表
製作代表
製作代表
製作代表
製作代表
製作代表
エグゼクティブプロデューサー
企画、プロデュース
プロデューサー
プロデューサー
ライン・プロデューサー
撮影
美術
照明
録音
スタイリスト
ヘアメイクディレクション
編集
VFXスーパーバイザー
装飾
衣裳
ヘアメイク
音響効果
音楽プロデューサー
宣伝プロデューサー
アソシエイトプロデューサー
アシスタントプロデューサー
記録
制作主任
制作担当
助監督
ラインプロデューサー補
主題歌
音楽
[c]2019 『人間失格』製作委員会 [c]キネマ旬報社
おそらく蜷川監督は、美しいと感じるものや美しい俳優ばかりを集めて作品を作りたいという欲求が、ことのほか強い人なのでしょう。
その狙いは分かるし、話もそこそこ面白かったのですが、そもそもなぜ太宰を主人公に据えたのか、という根本が理解できなかったです。
ま、一言で言ってしまうと「蜷川実花ワールド」全開の、適当な史実に「美しいものを当て込んだ映画」……ってことでしょうか。
太宰治の担当編集者を演じる成田凌が出色の演技を見せていました。
※告知※ 今後、私のレビューは「映画コム」のほうに順次移行し、ムービーウォーカーに書いていたものは、移行終了後に削除することにしております。ご了承ください。
女の嫉妬と独占欲と男の情けなさで胸クソ悪い感じでした。
でも、人間失格感がちゃんとあってそれはそれで良いと思います。
みんなの体張った演技に脱帽。
人間の見たくない気持ちの部分が詰まった私は苦手なタイプの映画でした。
記録に残る太宰治の、人間のクズっぷり実話まんまなんですけどね。
逆に、小栗、沢尻、二階堂が熱演しすぎて、濡れ場がグロくて。
蜷川監督の美意識が、私の苦手な方向にずれちゃった感じ。