神木隆之介
葉村譲
「第18回本格ミステリ大賞」など国内の主要ミステリーランキングにおいて、デビュー作としては史上初となる4冠を達成した今村昌弘の同名小説を、神木隆之介、浜辺美波、中村倫也の共演で映画化。山奥のペンション「紫湛荘」で巻き起こる不可解な密室殺人事件の真相に、大学のミステリー愛好会に所属する自称“ホームズ”と“ワトソン”、そして同じ大学に通う美人探偵の3人が挑む。
※結末の記載を含むものもあります。
ミステリー小説オタクの葉村譲と、ミステリー愛好会の会長である先輩・明智恭介は、私立探偵の顔も持つ美女・剣崎比留子から、謎の脅迫状が届いたというロックフェス研究会の合宿への参加を持ちかけられる。3人は合宿先で研究会のメンバーと合流するが、その夜、予期せぬ異常事態が発生し、ペンションは外界から遮断されてしまう。そんななか、密室状態となったペンション内で惨殺死体が見つかる。
葉村譲
剣崎比留子
明智恭介
進藤歩
重元充
名張純江
静原美冬
下松孝子
星川麗花
出目飛雄
高木凛
管野唯人
立浪波流也
七宮兼光
監督
脚本
原作
音楽
製作
共同製作
共同製作
共同製作
共同製作
共同製作
共同製作
共同製作
共同製作
共同製作
共同製作
共同製作
共同製作
エグゼクティブプロデューサー
プロデューサー
ラインプロデューサー
監督補
撮影
美術
美術
照明
装飾
セットデザイン
録音
SFX/VFXスーパーバイザー
ヘアメイク
スタイリスト
記録
編集
音響効果
選曲
キャスティング
助監督
制作担当
プロダクション統括
主題歌
[c]2019「屍人荘の殺人」製作委員会 [c]キネマ旬報社
この作品は、100年に一人の「超」女優・浜辺美波を鑑賞するためで、それ以外には理由も見当たらない作品でした。
ストーリーは論評のレベルにも達しない貧弱なもので、そこだけを評価すれば★2つだって厳しいと思います。
神木隆之介にしても、やたらと「え?」「え?」と言うばかりで、なぜこんな平板な演技で人気が出るのか不明です。
そんななか、この作品の評価点は、一にも二にも、底知れぬ怪演を見せる浜辺美波に尽きるでしょう。
凄い女優で、どんな既存の枠にもはまらない。
この1年間だけで見ても、
賭ケ狂いで狂気の天才ギャンブラーを演じてみせた浜辺美波。
アルキメデスの大戦では清楚な深窓の令嬢を演じた浜辺美波。
そして今作では超美少女なのに三枚目でハッチャケる女探偵を演じた浜辺美波。
これがどれも同じ一人の若手女優の作品だとは、信じることもできないほどの演技の幅の広さ。
ただただ舌を巻くばかりでした。
たしかに今、浜辺美波という女優が争奪戦になっている理由もよく分かりますが、この作品は、100年に一人の「超」女優・浜辺美波の一つの面を鑑賞する、それだけの目的であっても、★4つにふさわしい作品だったと思います。
※告知※ 今後、私のレビューは「映画コム」のほうに順次移行し、ムービーウォーカーに書いていたものは、移行終了後に削除することにしております。ご了承ください。