福島は語る:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
福島は語る
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2019年3月2日公開、170分、ドキュメンタリー/社会派
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「沈黙を破る」の土井敏邦が、福島第一原発事故の被災者たちの証言を集めたドキュメンタリー。原発事故から8年近くが経過し、多くの人が事故を“終わったこと”として忘れ去ろうとする現在。被災者たちの言葉から、今なお疼き続ける心の傷の可視化を試みる。4年の歳月を費やして100人近い被災者に取材し、その中から選び抜いた14人の言葉で構成されている。

ストーリー

原発事故から8年が経過しようとする現在。“フクシマ”は、多くの人々から“終わったこと”として忘れ去られようとしている。2020年の東京オリンピックに社会の関心が集まるにつれ、その傾向は強まっている。福島の為政者たちも、“風評被害の払拭”、“復興”の名の下に、“フクシマ”の現実を覆い隠そうとしているかのように見える。しかし、原発事故で人生を狂わされ、夢や未来を奪われ、かつての家族や共同体の絆を断ち切られ、“生きる指針”さえ奪われた被災者たちの“生傷”は癒えることなく、今なお疼き続けている。だがそれは、平穏に戻ったかのような今の福島の光景からはなかなか見えてこない。その“生傷”を可視化する唯一の手段は、被災者たちが語る“言葉”。この映画では、その“言葉”の映像化を試みた。

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作品データ

製作年
2018年
製作国
日本
配給
きろくびと=ピカフィルム
初公開日
2019年3月2日
上映時間
170分
ジャンル
ドキュメンタリー社会派


[c]キネマ旬報社