監督、脚本
東京藝術大学大学院映像研究科佐藤雅彦研究室から生まれた映画制作プロジェクト“c-project”の1本で、カンヌ国際映画祭短編コンペティション部門に出品された。結婚式の記念撮影の際に生まれる“どうしようもない時間”を特殊な手法で表現した。佐藤雅彦、関友太郎、豊田真之、平瀬謙太朗、大原崇嘉の5人が共同で監督・脚本を担当している。
ストーリー
我々は、人生においてごく稀に“どう振る舞えばいいのかわからない局面”に遭遇することがある。どのような顔をしていればいいのか。何を話せばいいのか。どのように時間を過ごせばいいのか。それが分からないのだ。この作品では、結婚式の記念撮影の際に生まれるその“どうしようもない時間”が、ある特殊な手法によって表現される。それを横並びで鑑賞する観客たちは、ひな壇に並ぶ劇中の人々とスクリーンを挟んで向かい合うことにより、新しい“退屈な時間”を体感することになる。
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作品データ
- 製作年
- 2014年
- 製作国
- 日本
- 初公開日
- 2019年4月6日
- 上映時間
- 12分
[c]キネマ旬報社