2015年1月に50歳で他界したモデル・雅子の半生を、夫であり「アフタースクール」などのプロデューサーを務めた大岡大介が追ったドキュメンタリー。出演作や関係者へのインタビューを通じ、彼女が貫き通した姿勢や一人の女性としての姿が浮かび上がってくる。大岡監督は本作を私費で制作。写真家の安珠、モデルで女優の田村翔子や藤井かほり、俳優の髙嶋政宏、雅子が出演した「リング」を手がけた映画監督・中田秀夫らがインタビューに応じている。
ストーリー
2015年1月29日、モデル・雅子は希少がん闘病の末に旅立った。享年50歳。夫婦として共に生きながら、モデルとしての雅子をほとんど知らないままだったことに気付いた夫の大岡大介は、モデル・雅子の半生を追い、映画を制作することを決意する。自宅に積まれたままになっていた雑誌やビデオを調べ、彼女を知る人々に監督としてインタビュー。彼女が生涯プロフェッショナルのモデルとして貫き通した姿勢や、身の丈の美しさを追求し続けた一人の女性としての輪郭が改めて浮かび上がってくる。