熱帯の鉄腕児:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
熱帯の鉄腕児
熱帯の鉄腕児
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熱帯の鉄腕児

1928年公開
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ジョージ・W・パイパーが原作脚色したものにより「情熱の激浪」のデューク・ウォーンが監督した映画である。主なる出演者は「懐しのアリゾナ」「人肉の桑港」のトム・サンチ、アレン・コンナー、パッシー・オリアリー、ポール・ウェイゲル、ジュールス・カウルス、ジェームズ・マーカス、モード・ジョージその他で、カメラはハップ・デピューが担任している。

ストーリー

南海の地図にも誌されていない1孤島ヘルビーの採取に行っての帰途、暴風のために難破漂流中のジム・ドレークとデイヴィッド・フィンドレイとは「海の狼」のあだ名の船長を持つ帆船バルカン号に見つけられ、孤島の海図と数個の宝石の原石を略奪され疲れ果てた体を小さいボートの上に横たえながら漂流をつづけねばならなかった。主なきキカイガ島を支配しているのは海賊ピートと称するマレイ人であった。ピートのもとには原住民の女キーラニとアルナと呼ぶ美しい白人の少女がいた。ジムは遂にボートの上で哀れな最後を遂げたが、デイヴィッドはアルナとキーラニに救われた。花のように美しいアルナにとってデイヴィッドは若き天使のように思われた。ちょうどその頃バルカン号がこの島に錨をおろすのであった。デイヴィッドはこの時こそ彼が奪われたルビーと孤島の海図を取り戻す好機だと思った。「海の狼」は美しいアルナを得るためには彼の持ち金の全部と数個のルビーの原石までピートに渡した。かくして彼は無理やりにアルナを連れて船に帰った。オーストラリアのシドニー港を出帆した一隻の快走船、それは数年前に拐された娘の行方を探すフェア・ファックス氏が自ら船長となっている船だった。今しもキカイガ島に立ち寄ったファックス氏はふとアルナの噂を耳にし、時を移さずバルカン号の後を追った。かかる時しもバルカン号に忍び込んだデイヴィッドは死せる友の仇たる「海の狼」に重なる恨みを晴らさんと近寄った。たちまちバルカン号上には肉弾の大旋風が怒った。そして「海の狼」と取り組んだデイヴィッドはそのまま海中に飛び込んだ。猛闘数刻、遂に勝ちを制したデイヴィッドは水面に浮かび上がる。この時ファックス氏の快走船はバルカン号の傍らについた。探し求めていた娘アルナを見いだしたファックス氏の喜び。アルナは父親とともにデイヴィッドの勇敢さを讃え、彼の腕に抱かれた。

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作品データ

原題
Isie of Lost Men
製作年
1928年
製作国
アメリカ
配給
革新映画社
初公開日
1928年
製作会社
レイア- ト映画


[c]キネマ旬報社