眠れる心:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
眠れる心
眠れる心
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眠れる心

1919年公開
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「運命の悪戯」「縺れ絲」等と同じくベシー・バリスケール嬢が夫君ハワード・ヒックマン氏監督の下に撮した社界劇で「運命の悪戯」に出演したフランク・ウィットソン氏や、「沈黙の男」「縁の旅」に出演したヴォラ・ヴェイル嬢が共演している。

ストーリー

けいず買いのホウキンス婆さんに養われているナンシーは仲間に似ず正しい心の娘で正直な労働で生活費を得ていた。立派な女は生れるものではなく、作ってできるものであると信じている金持ちの青年ジョン・ルイズの家へ、一夜思わぬ訪問者があった。それは、ホキンス婆さんに「旦那のチャイ」と一緒に「仕事」に行けと迫られたのが厭やさに婆さんの許を逃れて来たナンシーであった。チャイは100ドルを婆さんに払ってナンシーを自由にせんとしていた。これを聞いたルイスは一時は当惑したが、かねて友人アンドルウ・カルヴァートと議論した事もあるので、このナンシーを立派な女に仕立て上げようと決心し、遂に快よく彼女の保護を引き受ける。5年の後ナンシーはルイズの姪として交際社会に紹介された。完全な教育と、適当な境遇とは暗に咲いた女を社交界の蝴蝶に育て上げたのである。ナンシーはカルヴァートの娘ヴァージニアと親しい交りを続けていた。しかし幸福な彼等の生活に一抹の暗雲が懸る。それはチャイが現われてヴァージニアを手に入れようとした。これを見たナンシーは、ヴァージニアを救わんとせば我が恥かしい過去を告白せねばならず、沈黙を守れば愛する友が墜落の淵に陥るのを見ねばならず、小さき心は千々に悶えた。しかし遂に彼女の理性は勝って、万事を告白してヴァージニアを悪魔の手から救い、そしてジョン・ルイスと幸福な生活に入る事ができた。

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作品データ

原題
Hearts Asleep
製作年
1919年
製作国
アメリカ
初公開日
1919年
製作会社
ロバートソン・コール映画


[c]キネマ旬報社