
ペット・セメタリー
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評価・レビュー3.4
『シャイニング』『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』などの原作を世に送り出したベストセラー作家スティーヴン・キングによる人気小説で、1989年に映画化されたホラーを新たな設定で再映画化。死者を蘇らせるという森で巻き起こる恐怖と悲劇を描く。主演を『猿の惑星:新世紀(ライジング)』のジェイソン・クラークが、監督を『セーラ 少女のめざめ』のケビン・コルシュ&デニス・ウィドマイヤーが務める。
ストーリー
※結末の記載を含むものもあります。
家族と田舎に引っ越してきた医師ルイス。ある日、ルイスは事故で死んでしまった飼い猫を、新居裏にある動物の墓地ではなく、さらに奥にある森に埋葬。すると翌日、一家の前に死んだはずの猫が凶暴化し姿を現す。そこは、先住民が“死者を蘇らせる”と語り継ぐ場所だった。そんな矢先、ルイスの娘エリーが交通事故で亡くなってしまい、彼は禁断の行動に出る。
作品データ
- 原題
- PET SEMATARY
- 映倫区分
- R15+
- 製作年
- 2019年
- 製作国
- アメリカ
- 配給
- 東和ピクチャーズ
- 上映時間
- 101分
[c]2018 Paramount Pictures. All Rights Reserved. [c]キネマ旬報社
映画レビュー
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門倉カド(映画コーディネーター)
4.02020/5/4【賛否両論チェック】 賛:家族の死と“死者を生き返らせる土地”という運命が交錯した時、主人公がとる行動の全てを通して、「死」や「別れ」の本質を問いかけてくるような展開に、命について思わず考えさせられてしまう。 否:グロシーンや急に驚かせるシーンが多いので、苦手な人には向かない。 まずR-15指定ですので、ホラー映画特有のグロテスクなシーンや、急に驚かせる演出が多く、苦手な人には向かないのが難点です。 しかしそんな中でも、思わず考えさせられてしまうようなテーマを扱っているのが本作。娘を事故で失ってしまった父が、“死者を生き返らせる”という、いわくつきの土地の存在を前にとる行動の因果を通して、「『死』とは何か?」「本当の『別れ』とは何か?」といった普遍的な問いを訴えかけてくるようです。 ラストも結構衝撃的な終わり方で、 「おっと・・・!!」 って驚いてしまいました(笑)。基本的にはホラー映画が好きな方向けの作品といえそうですが、命について否応なしに考えさせられるお話ですので、気になった方は是非チェックしてみて下さい。
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