グランド・ジャーニー|MOVIE WALKER PRESS
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グランド・ジャーニー

2020年7月23日公開,113分
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ドキュメンタリー映画『WATARIDORI』の制作にも携わった鳥類研究家で気象学者のクリスチャン・ムレクが、絶滅危惧種の渡り鳥を救うべく独自開発の超軽量飛行機でおこなった、鳥たちとともに海を渡るというチャレンジを映画化。『ベル&セバスチャン』など、人間と動物の絆を描くことに定評のあるニコラ・ヴァニエが監督を務め、ムレクは脚本として参加している。

予告編・関連動画

グランド・ジャーニー

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

雁の研究をしている気象学者のクリスチャンは、超軽量飛行機を用いて、渡り鳥に安全な渡航ルートを教えるという型破りなプロジェクトにうつつを抜かしていた。一方、オンラインゲームに夢中な息子トマは、変わり者の父親と大自然の中で過ごすバカンスを耐えがたいと思っていたが、あるできごとをきっかけに父のプロジェクトに協力することになる。

作品データ

原題
DONNE-MOI DES AILES
映倫区分
G
製作年
2019年
製作国
フランス=ノルウェー
配給
クロックワークス
上映時間
113分

[c]2019 SND, tous droits reserves. [c]キネマ旬報社

動画配信

映画レビュー

3.8
  • rikoriko2255

    shiron56158431

    5.0
    2020/8/24

    ニルスに憧れた大人たちにも響くこと間違いなし。 新型コロナの影響で、なかなか劇場に足を運びにくい状況が続いていますが、出来ればこの夏休みは映画を通して特別な体験をして欲しい!想像力の翼を広げて。 子供の頃、NHKのアニメ『ニルスの大冒険』が好きだったので、 真下を見ると小さな家や木々が並び、真横を見ると鳥たちと目が合うシチュエーションに大興奮!! アッカ隊長のもと、隊を成して飛ぶ姿がカッコ良くて、人間が忘れてしまった “本能の声”に忠実な彼らの不思議な力に憧れていました。 そんな彼らに「安全な空のルート」を教えるだと?! 残念なことに、彼らの“本能の声”が導く「空の直線ルート」には、今や危険がいっぱい。 空港に高いビルや光害、狩猟区域などなど。湿地帯もアスファルトに覆われて、途中で休憩を取る場所も無い。。。 空を危険にしたのは他ならぬ私たち人間なので、おこがましくも鳥たちの“本能”に介入して「安全な空のルート」を教えるのは、せめてもの罪滅ぼしに思えますが… いざ取り組むとなると、人間社会には規制やしがらみや、国境なんかもあって、なかなか一筋縄にはいかない。 自分達が壊して、自分達で再生しようと介入して、自分達が作った規則に阻まれる。 何やってんだ、まったく。 更に厄介なのが、それらの規則は決して“悪”だけではない部分もあり(鳥インフルエンザ問題とか) 何かを生かす為の活動が、何かを守る為の規制に阻まれる…。 しかも、失敗した時の措置が、あまりにも彼らの営みを制限するもので、人間が本能の領域に踏み込む罰を当事者に受けさせる気なのか?と憤りたくなる。 そんなこんなを鑑みると、本当にこの方法で良いのか?と迷いも出てくる。 大人になるという事は、広い視野で現実を見られるようになって、妥協や諦めを覚えて、心の折り合いをつけるのが上手になるという事なんだなぁ。。 でも!14歳のトマはそんな大人達のジレンマを飛び越えていきます。 シンプルに正しいと信じる道を突き進む勇気に、目が覚める思いでした。 無謀で無茶だけれども、世の中を変える為にはこういう勇気が必要なのかも。 それに、人間になりすぎた大人より、子供の方が確実に“本能の声”に近い。 風に身を任せて飛ぶ感覚にしても、鳥たちからの信頼にしても、大人は到底敵わない。 そもそも大人が出る幕は無かったのかも。(^^; そして、子供が親元を巣立って大きく羽ばたく時、親は子供を信じてサポート役に徹するしかない。 自分達を超えてゆく子供の成長を見守ることで、親もまた成長するのだと感じました。 児童文学的な展開ですが、トマの活躍には胸がスカッとします。 鳥たちと心を通わせて空を飛ぶトマの姿を、最初は心配する大人の目線で見ていましたが、徐々に羨望の眼差しに変わり、いつしか童心に帰って一緒に空を旅していました。 広い空の美しさ、自然の脅威、群れを率いる判断と責任。 子供も大人も一緒にワクワク出来て、自然を大切にする気持ちが芽生える、素晴らしい映画体験だと感じました。

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  • rikoriko2255

    あめいすた

    3.5
    2020/8/11

    飛行機で雁と一緒に飛び、渡りを刷り込もうとする父とオンラインゲームに夢中なイマドキの息子トマの空の旅。 これが実話だっていうから驚き! トマと鳥たちの愛情が胸を打ちました! 一緒に空を駆ける光景がとても美しく、北欧のノスタルジックな音楽もとても良かった。 あとハンターから逃げるヒナが可愛いすぎたw 「ハムスターのフン?」 「夕食はパスタだ」 「家族だけの時間だ」 『飛べなくても幸せ?』

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  • rikoriko2255

    はる

    3.8
    2020/7/29

    鳥ないし自然と人との、再生と成長の物語。 絶滅危惧種の渡り鳥に“渡り”を教えるべく、共にノルウェーからフランスにかけて旅をした奇跡の実話に基づく作品です。 守りたいものが出来たとき、こんなにも人が強く逞しく変わっていく様に胸を打たれました。 特に青少年が成長していく様は、いったいどうしてこんなにも美しいのでしょうか。 14歳という若さで自分の信念と正義を貫くその姿には、ヨーロッパの絶景に勝らずとも劣らない確かな美しさがありました。 その姿があまりに眩しく、気付いたら頬を伝う涙がありました。 昨今、人あるいは文明が自然と近づきすぎてしまい感染症などの脅威に晒されている一方で、ヨーロッパを例に挙げるとこの30年で4億羽以上の鳥たちが消えるなど自然もまた脅威に晒されているようです。 今作を通じて、人と自然とのあるべき姿についても考えさせられました。 今作では超軽量飛行機で渡り鳥(雁)たちと大空を飛ぶシーンがありますが、ほぼCGなしで撮影されたそうです。 あまりの美しさに息を飲んでしまいました。 特にヨーロッパの美しい風景をご覧になりたい方や、青少年の成長物語がお好きな方にはお薦めです。 また雁の雛の可愛さに悶えたい方にも…笑 心をしっとりと潤してくれるような作品です。

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  • rikoriko2255

    くんくん

    4.0
    2020/7/17

    実話というところがとてもいいです。さすが母親、さすが父親と感じるところがありました。やり遂げることは難しい。危険を許せる懐、政府ってこんな感じだよね。SNSの活用など今どきらしさもあります。 映像もきれいなお話でした。

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  • rikoriko2255

    Tomoboop

    4.5
    2020/7/15

    素晴らしい映像美!渡り鳥と飛行するシーンなど、どうやって撮ったの!?と息をのむような画が満載でした。ストーリーも、少年の成長、環境問題、家族愛などが盛り込まれた内容の濃いもので素晴らしかったです。北欧の美しい景色にも夏休み気分いっぱいになれました。

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  • rikoriko2255

    regency

    2.0
    2020/4/23

    やりたい事や意義は賛同できるが、主人公の父親が取る行動には全面的に賛同しにくい。散々わがままを言ってたら、そのわがままが通ってしまった的な気持ち悪さ。 被害を被る必要のない人にまで迷惑をかけて、自分は安泰という着地も、いい気なもんだという感想しか浮かばず。 実話を元にフィクションドラマにしたとはいえ、いくら何でもそりゃないだろ的ご都合主義を感じてしまうのは、当方の心がひねくれているせいだろうか。 ディズニー製作のティーン向けテレビ映画とかだったら、まだ納得できたかもしれない。

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    ネタバレあり
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