東日本大震災後の岩手県・陸前高田市で、災害FMのパーソナリティを務めたひとりの女性を追ったドキュメンタリー。津波で流されてしまった町の復興の様子を交えながら、彼女が地域住民たちの数々の記憶や思いに触れ、彼らの声をラジオを通じて届ける日々を綴る。監督・撮影・編集は「息の跡」の小森はるか。
ストーリー
東日本大震災の後、2011年12月10日に開局した『陸前高田災害FM』。そこで約3年半にわたりパーソナリティを務めた阿部裕美さんは、地域の人々の記憶や思いに寄り添いながら、ラジオを通じていくつもの声を届けてきた。一方、津波で流された町の再建は着々と進み、嵩上げされた台地に新しい町が造成されてゆく……。
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