監督、撮影、編集
生まれつき耳の聞こえない今村彩子が、アスペルガー症候群の友人まあちゃんとの関係に悩みつつ、自分たちの姿を捉えたドキュメンタリー。言葉にならない感情を巡る2人の葛藤から滲む他者に対する理解の理想と現実を通じて、コミュニケーションの本質に迫る。
ストーリー
空気を読み過ぎて疲れてしまい、人と器用に付き合うことができないアスペルガー症候群のまあちゃん。理解があるような顔で、内心悶々としたものを抱える映画監督のわたし。些細なことで2人の仲がギクシャクするたび、“これって彼女がアスペだから?それとも、私自身の問題なの?”、“わかりあおうとしなくちゃ、いい人でいなくちゃ……”、“ああ、でも……!”と、悩みは尽きない。そこで、まあちゃんと友だちでいるために、私は自分たちに向けてカメラを回し始めた……はずだったのに、辿り着いた答えは“友達やめた”!?
コラム・インタビュー・イベント
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作品データ
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