春の宵|MOVIE WALKER PRESS
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春の宵

1935年公開,0分
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「猫と提琴」「砂漠の新月」のラモン・ノヴァロと「夕暮れの歌」のイヴリン・レイが主演する音楽映画で、ヴィッキ・パウムの原作に基づくオスカー・ハマーシタイン第二世のオペレット物を「アイスクリーム娘」のエドガー・アレン・ウルフが「花咲く頃」のフランツ・シュルツと協力して脚色し、「巨人ジョーンズ」のダッドリー・マーフィーが監督に当たり、「晩春」「猛獣師の子」のジェームズ・ウォン・ホウが撮影した。助演者は「猫と提琴」のチャールズ・バターウォース、「メリイ・ウイドウ(1934)」のユーナ・マーケル、「西班牙狂想曲」のエドワード・エヴァレット・ホートン、「奇傑パンチョ」のドナルド・クック、ヘンリー・スチヴンスン、ロザリンド・クック、ヘンリー・スチヴンスン、ロザリンド・ラッセル、等である。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

領主大侯爵の甥で、ハブスブルグ家の後継ぎポール・グスターヴは、隣国のラフェイ伯爵令嬢と恋に陥っていたが、伯父大侯爵はラフェイ伯爵家の家柄を嫌い、更に政策上の理由からポールを隣国のマチルド姫とめあわす事に定めていた。ポールは表面叔父の命に従うように見せかけ結婚前の数カ月をウインナの都で過ごす事を許された。彼はラフェイ伯爵令嬢との逢い引きをカムフラージュするためにオペラ劇場の踊り子リスルを仮装の恋人として世間並に叔父の眼をごまかす事を考えた。こんな踊り子のロマンスなら若い時には誰にでもあるものだと考えて、大侯爵は少しも疑わなかったのでこの計画は充分成功した。リスルはポールの愛人の振りをしてきれいな衣装を着て立派な家に住む事になった。心の清い彼女はこんな役目は好まなかったがオペラ劇場での地位を守るために承知したのであった。リスルとの交渉が続く内にポールはわがままな伯爵令嬢よりも可憐な踊り子の純情に心を惹かれ彼女を恋するようになった。暫くは2人の楽しい恋が続いた。ポールは大侯爵後継ぎたる身分を捨ててもリスルと結婚しようと決心したが、伯父は国が第一、恋愛は第二であり、ハプスプルグ家の血統は絶えてはならぬものである事、又彼女が真にポールを愛しているならそれが判るはずだと説いた。リスルは悲しみを隠して自分の恋を諦めた。2人は思い出のために最後の一夜を彼らが初めて恋に落ちた場所で過ごした。別れの接吻を残して去り行くポールの姿をリスルは目に一杯の涙をためて見送っていた。

作品データ

原題
The Night Is Young
製作年
1935年
製作国
アメリカ
上映時間
0分

[c]キネマ旬報社

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