アーノルド・シュワルツェネッガー主演によるSF映画の金字塔、『トータル・リコール』の公開30周年を記念した4Kデジタルリマスター版。『ブレードランナー』の原作者としても知られるフィリップ・K・ディックの小説「追憶売ります」を基に、模造記憶によって火星旅行をする男がいつしか夢と現実の境界を失い、巨大な陰謀に巻き込まれていく様が描かれる。監督を務めたのは『ロボコップ』のポール・バーホーベン。
ストーリー
西暦2084年。建設労働者のダグ・クエイドは、毎日のように見る不可解な火星旅行の夢に悩まされていた。そんなある日、偶然目にした「理想の記憶を売ります。」という広告に導かれるままに娯楽で記憶を売る“リコール社”を訪れる。そこで模造記憶を使い火星を旅するが、トラブルにより旅行は失敗。さらにその帰り道、謎の集団に襲われたクエイドは自分の記憶が偽物であることを知り、本当の記憶を求めて火星の植民地に向かう。