ひとりの日本人がアマゾンの奥地に1年間滞在し、先住民の神秘的な日常を追ったドキュメンタリー。英国・マンチェスター大学で映像人類学を専攻していた太田光海の第1回監督作品。鮮烈な映像美と予期せぬドラマが誰も知らないアマゾンの姿を立ち上がらせる。夢を通して絶えず更新を続ける彼らの知られざる人生観とは……。突如現れた異才による極めて個人的視点のカメラは、彼らの住むエコロジカルな世界の深淵に、観るものを否応なく引き込んでいく。多くのテーマを内包しながら、自由な世界観を提示する。
ストーリー
英国・マンチェスター大学で映像人類学の博士課程に属していた太田光海は、卒業制作のためエクアドル南部のアマゾン熱帯雨林に住むシュアール族の元へと向かった。部族の知恵を受け継ぎ、森で自ら薬草を発見して回るセバスティアンと、初の女性村長であるパストーラ夫妻の家に1年間住み込みながら、太田は丹念かつ詩的に彼らの日常をすくい取っていく。
キャスト
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ニュース
作品データ
- 製作年
- 2020年
- 製作国
- 英国=日本
- 配給
- トケスタジオ
- 初公開日
- 2021年10月2日
- 上映時間
- 121分
- 製作会社
- Granada Centre for Visual Anthropology
- ジャンル
- ドキュメンタリー
[c]Akimi Ota
[c]キネマ旬報社