監督、エグゼクティブプロデューサー、編集
ベトナム戦争中の韓国軍による民間人虐殺事件、フォンニィ・フォンニャットの虐殺の当事者たちの証言を記録したドキュメンタリー。イギル・ボラ監督と全員女性の撮影クルーが2016年から2018年にかけて現地に赴き、ベトナムの美しい風景とともに描く。第23回釜山国際映画祭BIFFメセナ賞審査員特別賞ほか受賞。監督は、「きらめく拍手の音」で第8回女性人権国際映画祭観客賞を受賞したイギル・ボラ。
ストーリー
風光明媚なベトナムのリゾート都市ダナンから車で20分ほどの場所にあるフォンニィ村。陰暦の2月は毎年、村のあちらこちらでお香の匂いが漂うようになる。1968年同日同時刻に亡くなった村人たちを弔うため、残された者たちによって50年間欠かさず、慰霊碑の前で祭祀が執り行われている。「私は目撃した。それは韓国軍人だった」当時を思い出して涙を浮かべるのは、あの日、家族を失ったタンおばさん。コムおじさんはあの日に目撃した出来事を、身振り手振りを交えて再現して見せる。そして、あの日の後遺症で視力を失ったラップさんは、これまで語ってこなかった記憶を絞り出すように口を開く……。
スタッフ
撮影、プロダクションデザイナー
クァク・ソジン
音楽
イ・ミンフィ
編集
パトリック・ミンクス
編集
キム・ナリ
編集
キム・ヒョンナム
プロデューサー
ソ・セロム
プロデューサー
チョ・ソナ
宣伝美術