アンナ・ネトレプコ
トスカ
世界三大歌劇場の一つであるウィーン国立歌劇場で上演された不朽の名作オペラ「トスカ」をスクリーンで上映。世界的ソプラノ歌手のアンナ・ネトレプコがトスカを、トスカの恋人、カヴァラドッシ役をネトレプコの実夫ユシフ・エイヴァゾフがそれぞれ演じる。演出にはマルガレーテ・ヴァルマン、指揮はベルトラン・ド・ビリーが担当する。
1800年、ローマでは共和制の崩壊により恐怖政治が行われていた。脱獄した同志アンジェロッティをかくまうカヴァラドッシは、アンジェロッティの居場所を聞きだそうとする警視総監スカルピアによって拷問にかけられてしまう。スカルピアに呼びだされたカヴァラドッシの恋人トスカは、彼の拷問される姿に耐えかね居場所を吐くが、スカルピアはカヴァラドッシの死刑を宣言。トスカは自らの体を捧げることで死刑の中止を約束してもらうが裏切られてしまう。
[c]Wiener Staatsoper / Michael Pohn
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