裸足で鳴らしてみせろ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
裸足で鳴らしてみせろ
裸足で鳴らしてみせろ
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裸足で鳴らしてみせろ

2022年8月6日公開、128分、青春
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「オーファンズ・ブルース」でPFFアワード2018グランプリを受賞した工藤梨穂が監督・脚本を務めたPFF(ぴあフィルムフェスティバル)スカラシップの第27弾。盲目の養母のために寡黙な青年二人は、レコーダーを持って“世界の音”を求めて偽りの世界旅行に出る。旅の記録を肉体に刻みながら次第に惹かれ合う直己と槙を、「オーファンズ・ブルース」の佐々木詩音と「蝸牛」の諏訪珠理。きっかけを与える女性・美鳥を風吹ジュンが演じている。フランソワ・トリュフォー監督「隣の女」のセリフ「一緒では苦しすぎるが、ひとりでは生きていけない」から着想を得て、研ぎ澄まされた感覚で「画と音」を綴る青春映画。

ストーリー

とある田舎町。地元に残り、父の営む不用品回収会社で働く阿利直己(なおみ)は、カナヅチを克服するために出かけたプールで、槙(まき)という男に出会う。槙は、かつて世界を一周したという盲目の養母・美鳥(みどり)と二人暮らしをしている。ある日の夜道で偶然に二人と遭遇した直己は、「いつかまた外国へ行けたら」という美鳥の願望を知る。だが、それから間もなくして彼女は病に倒れてしまう。病室で美鳥からある秘密を打ち明けられ、「自分の代わりに世界を見てきてほしい」と告げられた槙は、彼女のために直己と共犯関係を結び、回収で手に入れたレコーダーを手に“世界の音”を求めて偽りの世界旅行を繰り広げていく。その途中、彼らは“触れられない”ことへの孤独を互いの中に見つけ、直己は槙へ特別な感情を抱くのだった。そしてある日、想いを募らせた直己は唐突に槙へ拳をぶつけてしまう。それをきっかけにして、録音の旅路を重ねるごとに惹かれ合う二人は、“互いへ触れる”ための格闘に自分たちだけの愛を見出していくが……。

予告編・関連動画

惹かれ合うも触れ合えない青年二人『裸足で鳴らしてみせろ』予告編

予告編

2023/2/7(火)更新

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作品データ

映倫区分
G
製作年
2021年
製作国
日本
配給
PFF=マジックアワー
初公開日
2022年8月6日
上映時間
128分
製作会社
PFFパートナーズ(ぴあ=ホリプロ=日活)=PFF(制作プロダクション:エリセカンパニー)
ジャンル
青春

[c]PFFパートナーズ、一般社団法人PFF
[c]キネマ旬報社