監督、ナレーション、撮影、編集
ニューヨーク留学中、交通事故で下半身付随となった映画作家/ア-ティストの山岡瑞子が、自らに向き合い、5年半かけて制作したドキュメンタリー。大混乱(=マエルストロム)の中、自身を見つめ直し、再生する姿を綴った“魂のセルフ・ポートレート”。監督・撮影(共同)・編集・ナレーションを山岡自身が担当している。
ストーリー
2002年6月の初め。ニューヨークの美術大学を卒業し、もう一年、プラクティカル・トレーニングビザで滞在予定だった留学生が、アパートの契約金を下ろすため、銀行へ向かう途中で交通事故に巻き込まれる。こんな事故は日常に見聞きする、よくあること。殺人事件に巻き込まれなくて良かった。でも、その留学生は、その家族は帰国後、どうなったのだろうか。突然、それまでの日常を失い、それまでの時間が存在しない場に戻った時、何がその人らしさを繋ぎ止めるのか。事故の当事者になった“私”は、変わってしまった日常を記録し始める。
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 製作年
- 2022年
- 製作国
- 日本
- 配給
- ムービー・アクト・プロジェクト
- 初公開日
- 2024年5月10日
- 上映時間
- 79分
[c]キネマ旬報社