ノリユキ・パット・モリタ
Miyagi
ダニエルとミヤギのカラテ師弟コンビが活躍するシリーズ第2作目。製作はジェリー・ワイントローブ。エグゼクティヴ・プロデューサーはR・J・ルイス。監督は前作にひき続きジョン・G・アヴィルドセン、脚本はロバート・マーク・ケイメン、撮影はジェイムズ・クレイブ、音楽はビル・コンティが担当。出演はノリユキ・パット・モリタ、ラルフ・マッチオなど。本国公開題名はThe Karat Kid Part II
全米カラテ・トーナメントで、ダニエル(ラルフ・マッチオ)は満身創裏の身体にムチ打ち、見事に栄冠を獲得した。歓喜する愛弟子を優しく見つめる師匠ミヤギ(ノリユキ・パット・モリタ)。破れたコブラ会のリーダー、クリース(マーティン・コーヴ)が弟子を痛めつけるのを正視できないミヤギはクリースを押さえつけるのだった。半年後、ミヤギの許へ、故郷・沖縄から年老いた父が重病だという手紙が届いた。ミヤギが空港へ駆けつけると、ダニエルも後を追って来た。2人は、沖縄へ飛び立った。那覇空港にチョーゼン(ユージ・オクモト)という若者が2人を待っていた。チョーゼンは2人を、ミヤギのかつての親友であリライヴァルだったサトー(ダニー・カメコナ)のところへ連れて行った。地元のボスであるサトーとミヤギは40年前、ユキエ(ノブ・マッカーシー)をめぐって対立、その争いを避けるためにミヤギはアメリカに渡り、以来、ユキエはミヤギへの想いを胸にしまっていた。サトーもミヤギへの遺恨を抱き続けていたのだ。その場を何とかおさめた2人はミヤギの実家へ。病床の父の枕元にはユキエと、彼女の姪クミコ(タムリン・トミタ)が付き添っていた。ダニエルとクミコはすぐに意気投合し、淡い恋心を互いに抱いた。翌日、父はミヤギとサトーが和解するよう訴えながら息を引きとった。葬式が終わると、サトーの意を受けたチョーゼンたちのミヤギとダニエルに対する挑発が激しくなる。ミヤギはサトー一派の攻撃に備えて、ダニエルに秘伝の奥義ドラム・テクニックを教えた。ついにサトー一味がミヤギの家と道場に襲撃して来た。と、その時、降り続いていた風雨が強くなり、大暴風雨が村を襲った。家を捨て高台に避難する人々。ミヤギもサトーも、今や決闘どころではなくなった。数日後の盆踊りの夜。ダニエルを敵視するチョーゼンはクミコを人質にして、1対1の対決を挑んだ。怒りに燃えるダニエルは、ドラム・テクニックを駆使して見事チョーゼンを倒した。
Miyagi
Daniel
Sato
Chozen
Yukie
Kumiko
Miyagi's_Fathor
Ichiro
Taro
Toshio
Kreese
監督、編集
脚本
製作
製作総指揮
撮影
音楽
美術
美術
編集
編集
字幕
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