冒険児(1928):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
冒険児(1928)
冒険児(1928)
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冒険児(1928)

1928年公開
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「ボルガ」「大帝の密使」と同じくビアチェスラフ・トゥルジャンスキイ氏の監督作品でレオン・アブラムス氏の原作を「海賊(1926)」のジャック・カニンガムス氏が脚色した。主演者は「荒原の勝利者」のティムス・マッコイ氏「アリゾナの快男児」のドロシー・セバスチャン嬢でゲイン・ホイットマン氏、チャーウス・デラニー氏、ジョージ・コウル氏、マイケル・ビサロフ氏、アレックス・メレシュ氏、キャサリン・ブロック嬢等が助演している。

ストーリー

西インド諸島にあるサント・ジャゴ島は金鉱が発見されて以来、とかく島の安寧は乱れ勝ちで軍隊の駐屯により島の平和は保たれていた。軍隊が不在の説きは鉱山会社の武装せる人々が秩序維持に当たっていた。ロシア人の闘牛士で自らトネードすなわち「風」と称する暴れ者は愚民をそそのかしては島の秩序を乱していたが、遂に祭日を期して彼は金鉱を自分の掌中に入れるために荒れ狂う牛を放して街を混乱に投じた。鉱山会社の社長デシルバは功勢により叙勲されていたがトネードは彼を襲って勲章を剥奪して自ら彼の地位に代わりデシルバを金庫した。鉱山の支配人をしているジムはデシルバの娘ドロレスを救って鉱山に機を見てトネードを駆逐しようと機会の至るのをねらっていたが、彼女はジムの真意を計り兼ねていた。不利な状態に置かれたジムはトネードを援助する風を見せ、ドロレスを自分の妻の如く取り繕い彼の毒牙を避けていたが、デシルバの秘書ジョンは父を救うには貴女自ら彼に訴えねば駄目だとのことにドロレスは密かにジムの許を脱してトネードに哀願した。妻となれば父を許すと彼は言った。その夜、彼女が就寝中、ジムは猿の如く彼女の部屋によじ上り奇計を以ってトネードを倒して彼女を救い、かねて命じておいた彼の部下を指揮してドネードの一味を一掃し、デシルバを元の地位に復せしめた。デシルバの眼には喜びの涙が光った。そしてジムとドロレスは愛を誓った。

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作品データ

原題
The Adventurer
製作年
1928年
製作国
アメリカ
配給
MGM
初公開日
1928年
製作会社
M・G・M


[c]キネマ旬報社