夢みる校長先生 子どもファーストな公立学校の作り方:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
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夢みる校長先生 子どもファーストな公立学校の作り方
夢みる校長先生 子どもファーストな公立学校の作り方
3.0

夢みる校長先生 子どもファーストな公立学校の作り方

2023年8月4日公開、82分
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公立の小学校や中学校において「子どもファーストな学校改革」に取り組む6人のユニークな校長先生を紹介したドキュメンタリー。普通の公立校でも、保護者が望めば、そして学校ルールのほとんどの決定権をもつ校長が決めれば、通知表や校則、定期テストや宿題を失くすことができる。子どもたちの自主性や自由を尊重する教育の在り方を見つめ、公教育を変えていこうとする人々を追う。プロデューサー・撮影・監督は「いただきます」シリーズのオオタヴィン。本作は「夢みる小学校」のスピンオフになっている。テーマ曲はRCサクセション、ナレーターは小泉今日子。

ストーリー

長野県の公立小学校・伊那市立伊那小学校の福田弘彦校長は語る。この学校では60年間、通知表がない。神奈川県茅ヶ崎市立香川小学校の國分一哉校長は、2020年に通知表を廃止した。2校とも「教育特区校」や「教育実験校」ではなく「普通の市立小学校」だ。日本全国どこの公立学校でも、保護者が望めば、「偏差値教育からの脱却」は可能なのだ。公立学校は、こんなに自由なのだ。世田谷区立桜ヶ丘中学校の西郷孝彦校長は校則や定期テストをゼロにした。武蔵野市立境南小学校の宮崎倉太郎校長は、宿題を廃止した。学校ルールのほとんどは校長に決定権がある。横浜市立日枝小学校の住田昌治校長は、校長室を無くした。「校長が機嫌が悪いのは、犯罪だ」と言って、人生を謳歌する姿を見せる。栃木県日光市立足尾中学校の原口真一校長は、衛生管理マニュアルを守りながら、21年から22年のコロナ禍に、運動会や修学旅行の行事をすべて実施した。一元的ではない、公教育の多様性について、その可能性を考察する。

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作品データ

製作年
2023年
製作国
日本
配給
きろくびと
初公開日
2023年8月4日
上映時間
82分
製作会社
(制作・まほろばスタジオ)


[c]キネマ旬報社