リー・グラント
Ellen
狂気と正気のはざまを、ある姉妹の姿を通して描く。エグゼクティヴ・プロデューサーはカレン・アーサーとゲーリー・L・トリアーノ、製作はダイアナ・ヤング、監督は「愛は危険な香り」のカレン・アーサー。エリック・ウェスパルの同名戯曲を基に、脚本はドン・チュースティン、撮影はティム・サーステッド、音楽はロジャー・ケラウェイが担当。出演はリー・グラントほか。
動物学者だった父の遺物でいっぱいの人里離れた館に住む天文学者のエレン(リー・グラント)は、精神病だがそれを自覚していない妹シシー(キャロル・ケイン)と暮らしていた。欲しいものは何でも手に入れなければ気がすまない妹をエレンは愛していたが、恋人デイヴィッド(ジェームズ・オルソン)にはシシーの存在を隠している。ある日シシーは姉に、チンパンジーの「マフ」をねだり、異常なまでの愛情で日夜を共にするが、やがて彼女の狂気の周期が訪れるとマフを殺してしまうのだった。そしてデイヴィッドが訪ねてきたある日、遊びのつもりで彼を檻に入れたシシーに再び狂気が訪れ、彼を殺すのだった。
監督、製作総指揮
脚本
原作戯曲
製作
製作総指揮
音楽
字幕
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