音楽を通して被災地支援に取り組む活動を追ったドキュメンタリー。福島第一原子力発電所の事故に見舞われた浪江、双葉、大熊、富岡から避難してきた人々が暮らす下神白団地。ここでは、ラジオ番組風に思い出の音楽について語らうCDを制作し住民に配布している。監督は「息の跡」「二重のまち 交代地のうたを編む」の小森はるか。2024年4月12日よりフォーラム福島にて先行上映。
ストーリー
福島県いわき市にある下神白(しもかじろ)団地は、2011年に発生した福島第一原子力発電所の事故に見舞われた浪江、双葉、大熊、富岡町から避難してきた人々が暮らす復興公営住宅。2016年からこの団地を舞台に、音楽と対話を手掛かりにしたコミュニティプロジェクト「ラジオ下神白」が展開されている、まちの思い出と、当時の馴染み深い曲について住民から話を聞き、それをラジオ番組風のCDとして住民限定で配布。2019年には、住民の思い出の曲を演奏する「伴奏型支援バンド」を結成。バンドの生演奏による歌声喫茶やミュージックビデオの制作など、音楽を通じた被災地支援活動が続けられている。
スタッフ
監督、撮影、編集
小森はるか
編集、整音、ミュージックビデオ撮影・録音協力
福原悠介
企画
アサダワタル
デザイン
高木市之助
広報物編集
川村庸子
宣伝協力
植田さやか
ミュージックビデオ撮影・録音協力
齊藤勇樹
ミュージックビデオ撮影・録音協力